牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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外堀通りは積み樽の輪?@市ヶ谷亀ヶ岡八幡さま

2018-06-25 15:08:57 | BTP48あるいは積み樽データブック
                           
                           【公式HPはこちら↑】



土曜日、作業の合間、流していたテレビで、少しご近所の神社(市谷八幡)が映っていました。

ちらちら眺めていると、画面の脇の方にちょっと、樽が積んであるのが目に入りました。

すぐに画面が切り替わってしまったのですが、あれは明らかに樽、ということで、日曜朝、ひとっ走り行ってきましたよ。



正式名称は「市谷亀岡八幡宮」なんですね。

テレビに映っていた樽、社殿の両側に、四斗樽が1-2-3の6樽ずつ積んであります。

左側

棚もなく、シンプルな積み樽。

銘柄は香川の「金陵」
讃岐は琴平の金刀比羅宮の御神酒として有名ですね。

なんで金比羅さまのお酒が?と思ったのですが、帰ってから調べてみると、実は境内に金刀比羅宮があるようです。

見落としてた

神社HPによれば、なぜあるのか、市谷八幡の正史には出ていないようですが、推測では、江戸時代、「市谷は特に四ッ谷まで続く水路の揚げ場として多くの船が行き来したことから、海上守護の御神威が高い金刀比羅宮を祭る船が航海の無事安全に感謝して此処に奉祭したと思われます」ということでした。


なるほど、なるほど。

ただ、ウチも含め、飯田橋・神楽坂界隈の昔話系だと、「日本橋川・神田川からの水路は神楽坂下が終点だった(だんだんの滝)」ということになっていたのですが、本当のところはどうなのでしょう。

あるいは神田川からの水路ではなく、外堀通りの反対側、恐らくあったであろう、新橋-虎の門-溜池-赤坂見附-四谷という系統だったのでしょうか。
(そう考えると、虎ノ門には立派な金刀比羅宮がありますね)

勉強になるなぁ、外堀通り。



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