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昨日、一瞬触れたものの、宮崎美子さんの陰に隠れてしまった感のある濱田酒造さんの新商品「だいやめ」
営業さんの言うには「ライチリキュールのような香りで人気」ということでした。
「ライチの果汁(というのかな)とかを入れたってこと?」と聞くと「いやいや、あくまで芋焼酎」ということで、製造プロセスを工夫し、ライチの香りを際立たせたようです。
百聞は一見に如かず、ですが、まだ日中なので、ここは百聞作戦で行きましょう。
まずは、蔵元の濱田酒造さんのホームページ。
当社独自の技術で誕生した「香熟芋」で仕込んだ本格芋焼酎。ライチのような華やかな香りが驚くほど広がります。甘くまろやかな味わいとキレの良い後味が特長です。
なるほど、原料の芋からしてちょっと特殊なのですね。
ホームページの中では、「類稀なる逸品を作った、3人のマイスター」として、造り手さんの言葉も出ていました。
(略)「香熟芋」とは、ライチなどの果実香や花様の香りを有する、より華やかで豊かな香気を引き出したさつま芋のことです。
(略)丁寧に熟成処理し、香味成分を目的通りに引き出すことに細心の注意を払いました。さらに、ライチのような甘い華やかな香りを十分に表現するために、仕込み配合、使用する麹菌や酵母、発酵温度や蒸留条件を検討し、選定しました。
原料の芋に加え、製造工程も工夫されているようですね。
そんなご苦労の上、できあがった「だいやめ」は、消費者にはどんな味わいと捉えられているのでしょうか?
amazonのレビューを見てみましょう。
-炭酸割りでの試飲だったのですが、これが驚くほどフルーティ!「ライチのような香り」とラベルに書いてありますが本当にライチの香りがします。
どうやら香熟芋という干芋のようにしてから仕込むために甘くなるんだとか!
-香りはライチのようなもの凄く甘い香りがしますが、味自体は甘いとは思いません。その香りと味のギャップが凄すぎて飲みづらかったです。
-爽やかなライチの香りと軽い口当たり、ロックでもソーダ割りでもとても美味しい。
これが「芋焼酎」?と思わせる上品な味でどんな料理にも合います。
-DITAのような芋焼酎。他の皆さんの書き込みの通り、ライチの味が凄いです。普段から純粋な(芋っぽい)芋焼酎を愛飲されている方にはフィットしないと思います
-本当に芋焼酎?と疑ってしまうライチフレイバーが秀逸な芋焼酎。熟成芋の奇跡です。
-ライチのような香り、というコピーが気になって買ってみました。本当にライチ感がすごくてびっくり。夏にソーダ割りが最高です
-香りはライチみたいにものすごく良いです。間違いありません。
ただハッキリ言ってしまえば、味は平凡で、普通の焼酎と大差ありません。
★の数そのものは1~5個までさまざま(平均的には4つ星か5つ星)ですが、評価の高いレビューも低いレビューも挙って「ライチの香り(がスゴイ)」に言及しています。
その意味ではメーカーさんの意図はきっちり製品として表現できて、それが消費者に伝わっている、ということになりますね。
「芋の品種改良」は難しいですが、「だいやめ」のような、原料の芋に何らかの処理を加える(上記を見ると、干し芋的なもの?)というのは、色々なことができそうです。
ちょっとずれると「じゃあ、ライチ果汁を一滴入れればイイじゃん」とか、あるいは「第3のビール」の味の調合合戦になってしまいますが、まずは可能性を拡げる、という意味で、他の蔵元さんの取り組みにどんな影響が出るのか、興味深いですね。
(昔話題にしたメルシャンの「きいろ香」とか、同じメルシャンの焼酎「浅黄」もそうかな?)
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