牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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売上げは日本の国内ビール4社の中に割って入り、利益は最高水準、ではなくて。中国・華潤ビール。

2023-08-22 18:59:33 | 附属酒類経済研究所
                          
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日経朝刊




華潤ビール、純利益最高
1〜6月売上高も最高



中国ビール最大手の華潤ビールが18日に発表した2023年1〜6月期決算は売上高が前年同期比で14%増の238億元(約4800億円)、純利益は同22%増の46億元だった。データを比較できる16年以降、いずれも同期として最高を記録した。高級品の販売が好調だった。



売上げが236億元(4800億円)、利益は46億元だそうです。
利益の方は円換算されていませんね(なぜだろう)。とりあえず電卓をたたくと、928億円です。


うーん、ちょっと実感がわきませんが、以前(かなり前)、「中国のビールメーカーが日本メーカーに追い付け追い越せ」的な記事も目にしました。

そこで、ウチも特約のサッポロビールさんの数字を拾って比べてみましょう。





基本、日本国内VS中国国内、ということにすると、「セグメント情報」の国内酒類分が対象になるでしょうか。
334,644百万円ということは、3346億円です。

おっと、既に華潤の4800億円に抜かれちゃってますね。

ではキリンビールさんは?



売上げ

こちらの単位は「億円」ですが、2022年度で6,635億円
華潤の4800億円よりまだ3割くらいは大きな数字。

アサヒも似たような規模のはずなので、華潤は「アサヒ・キリン」と「サントリー・サッポロ」の間に割り込んだ形です。

それでは利益は?と、キリンビールさんの利益情報を見ると、こうでした。



売上げ利益


おっと、747億円となっています。
華潤は928億円ですから、利益ではすでに抜かれています、
と、いうことは、利益率が全然違うということ。

うーん、この辺りが日本の市場構造の課題なのかもしれません。

そう思いつつ、投稿前に頭から華潤の記事とかを読みなおしてみると、

~ 2023年1〜6月期決算は売上高が ~

これ半年間の決算でした、ということは、ダブルスコアなので、もう日本のビールメーカーは全部抜かれている、ということじゃあないですか。

あーあ。



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