牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

日本酒を英語で説明する

2008-01-09 10:11:13 | 酒の情報(酒エトセトラ)
昨日から銀座の三越で白鷹の試飲販売がはじまりました
銀座という場所柄、ガイジンさんも多いようです。
そこで思い立って英語のビラをさささっっと作ってみました。
(典型的な日本人なので、喋れないけど読み書きはなんとか、なんです)

日本酒の説明とか、白鷹さんの説明とかは、既存の資料も参考にあまり悩まずに出来た(ちなみに、「造り方」とかも、酒造組合連合会等できちんと整理されています)のですが、「味わい」の説明はちょっと悩みました。

例えば、日本酒の味わいチャートにあるような「味わいが濃い/薄い」「香りの高い/低い」はどう表現する?

前者は、なんとなく書いちゃいました。。。。
濃い-heavy、rich、ワインを参考にfull-body、とか。
薄い-light、若いというイメージでfreshとか。

後者の「香り」はちょっと難しい。
普通に考えるとアロマティック(aromatic)なのでしょうが、実際の香りはフルーティ(fruity)だったりfloralだったり。古酒なんかだとsherryみたい、とか?
また、ワインのテイスティングの際は、確かアロマ(aroma)とブーケ(bouquet)を使い分けている-アロマはぶどうが本来持っている香り、ブーケは熟成過程での香り-気がしましたけど。
日本酒の場合、どうなるんでしょう。。。。

説明的に説明する(なんじゃ?)場合は、dry and sharpとか、full-flovarとか、acidicとか、mildとか、思いつきでいえそうな気もしますが。。。。
いや、問屋としてちょっと恥ずかしいですが、難しい!と言ってしまいましょう。

そんなこんなで、エイ!!、でビラ、作りました。
写真は裏面です(本モノは銀座三越でご覧下さい。。。)

(担当:附属酒類経済・文化研究所)

ランキングにエントリーしてみました。面白い!と思って頂けたらクリック!!→人気ブログランキングへ

牛込・神楽坂 酒類卸 升本総本店
http://e-masumoto.com/default.aspx
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 神楽坂通り商店会賀詞交換会... | トップ | お刺身にはシュール・リー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

酒の情報(酒エトセトラ)」カテゴリの最新記事