ネットの広告で「12の酒蔵が独自の哲学で造る12本のジャパニーズジン」というのがありました。
クリックしてみるとまさにその通りで、JFLAホールディングスが主体となって、日本酒蔵を中心に12の蔵元がそれぞれジンをプロデュースということです。
12の蔵元はこちら。
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昨今ジンは流行で皆さんいろいろ工夫をされていますが、主としてボタニカルをどうするか、という工夫のように思えます。
このプロジェクトでも、それぞれボタニカルが公表されています。
ジェニパーベリー、バナナ、ほうじ茶
ジェニパーベリー、ホップ、リンゴ
ジェニパーベリー、わさび、しいたけ
ジェニパーベリー、葉、山椒
◆
ジェニパーベリー、みかん、茶
ジェニパーベリー、ナシ、生姜
ジェニパーベリー、バタフライピー、柑橘果皮
ジェニパーベリー、昆布
◆
ジェニパーベリー、ゆず、すだち
ジェニパーベリー、ピーナッツバター、ドライフルーツ
ジェニパーベリー、日向夏、釜炒り茶
ジェニパーベリー、不知火(柑橘)、くねぶ(ミカン)
まさに百花繚乱です。
結局、お茶とか山椒とか柑橘とか主体で「あ、そう」という感もありますが、実は他にも特徴的なことがありました。
それはプロセスで、こんな感じ。
①各蔵が使用する原酒(日本酒もしくは焼酎)と「ボタニカル」を選定
↓
②蒸留施設のある蔵元に移送
↓
②原酒にボタニカルを漬け込み
↓
④原酒・ボタニカルを蒸留
なるほど。
ドライジンなどはまず連続式蒸溜機で蒸溜したグレーンスピリッツを作った上でボタニカルを加えて、さらに単式蒸溜器でゆっくりと再蒸溜、というようにスタートはスピリッツ(というか要は度数の高い蒸留酒)なのに対し、このプロジェクトは(日本酒蔵の場合は)日本酒にボタニカルを漬け込むのですね。
蒸留酒ではなく醸造酒に漬け込んだ後に再蒸留というジンは知らなかったです。
直感的には「成分の出が弱くなる?」気もしますが、そこはプロの蔵元さんが造るので、勝算アリ、なのでしょう。
どんな出来になるのかとても気になりますが、プロジェクト参加のお値段がお小遣いを超えてしまったので残念ながら傍観者ということになります。
誰か教えてくれないかなぁ。。。
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