G子に明日の予定を尋ねてみた。
私もB型だから、会おうかなと思うと、やはり急なのだ。
夜も10時過ぎに電話があって、休日の仕事帰りだけど、午前中に会おうと言う。
時間は幾ら早くてもいいと言う。
G子は新しい会社でも着実に成果を上げているようで、システムの効率を上げる提案をあちこちでしているようだった。売り上げもここに来て伸びていると言う。
「休日も残業代が出ないんだけど、仕事がたくさんあるんだ」と言う。
きっとそのうち上部からも信頼されるだろう。
T男の事はまだグツグツ言っているが、だいぶ吹っ切れた感があった。
「昨日図書館で本を借りたんだ」と私はB型の本を見せた。
G子は老眼鏡を掛けて、本を読み始めた。
そして、T男にピッタリの事があると、プッと笑った。
T男からメールが入って「これから会社を出るところ」だと言う。
G子はsakeちゃんと会っているし、午後は用事があるから今日は会えないと送っていた。
「T男はそうするとまた怒るんだ。」と言うので、「どうして?」と言うと、「自分が会おうとしている時に私が会えないと怒るんだよ。」と言うので、「それだったら、せめて前の日に約束してくれるといいのにね。」と言うと、「ダメなの。自分がこうと思う時に行動したい人だから、その時にならないと分からないんだ。」と言う。
「その部分はT男も直した方がいいなぁ」と言うと、G子はまた電話をして「sakeちゃん、それをT男に直接言ってよ。」と言う。
「え!やだよ、そんなの。」
しかし、G子はT男とつながると、ハイと渡すので、仕方なく受け取って「あのぉ」と言って、
「G子は本当はT男さんと会いたかったみたいですが、私が昨日ですね、私もB型なんでやはり急なんですよ、昨日の晩にG子に『明日の予定ある?』と尋ねてしまったんです。それで今会ってるわけで・・もう少しT男さんが昨日約束していたら、たぶん、G子もそのつもりでいたと思うんです。これからは早めに連絡していただけると助かります。」
すると、T男は素直に「分かりました(苦笑)」と言う。
G子は「でも、また怒るよ。先週都合が合わなくて『来週ランチね』って言ってたから、そのつもりだったんだ。」と言うので、「なんだ!それならG子もそのつもりで空けておけばいいのに!」と言うと、「だって連絡がないんだもん、分からないよ。」と言う。
「最近、sakeちゃんがそうやってT男の肩をもつから、T男がその話をすると喜ぶんだよ。今度3人で飲みたいんだって。」と言う。
「いいね。私とT男さんでどっちがケンカの原因なのか裁判だ。」
「やだよ。私が不利だし、あいつ手が早いもん。」
「大丈夫、それは絶対にないから!(笑)」
帰りの車でG子は「そのうち引っ越そうかな」と言う。
「なんで?」
「もう母が亡くなったし、何もここに住む必要がないんだよね。もっと便がいい所に越そうかなって。」
「そうなんだ。。」
「駅に近いところだったら、sakeちゃんやkeke君も他の友達もすぐ立ち寄れるでしょ?それで、みんなでワイワイしたいんだよね。」
「それで」とG子は言って、「T男も年中終電逃してるから、そう言う時とかさぁ」
「そうか!言えばきっと来るね。」
「間違いなく来るよ。」
「ふふ。」
「それで帰さないんだ。」
私はいいねそれ、と言った。
それで、「いいなぁ」と言った。
それはとても儚いことだと分かっていたけど。
私もいっしょだよ。
私もB型だから、会おうかなと思うと、やはり急なのだ。
夜も10時過ぎに電話があって、休日の仕事帰りだけど、午前中に会おうと言う。
時間は幾ら早くてもいいと言う。
G子は新しい会社でも着実に成果を上げているようで、システムの効率を上げる提案をあちこちでしているようだった。売り上げもここに来て伸びていると言う。
「休日も残業代が出ないんだけど、仕事がたくさんあるんだ」と言う。
きっとそのうち上部からも信頼されるだろう。
T男の事はまだグツグツ言っているが、だいぶ吹っ切れた感があった。
「昨日図書館で本を借りたんだ」と私はB型の本を見せた。
G子は老眼鏡を掛けて、本を読み始めた。
そして、T男にピッタリの事があると、プッと笑った。
T男からメールが入って「これから会社を出るところ」だと言う。
G子はsakeちゃんと会っているし、午後は用事があるから今日は会えないと送っていた。
「T男はそうするとまた怒るんだ。」と言うので、「どうして?」と言うと、「自分が会おうとしている時に私が会えないと怒るんだよ。」と言うので、「それだったら、せめて前の日に約束してくれるといいのにね。」と言うと、「ダメなの。自分がこうと思う時に行動したい人だから、その時にならないと分からないんだ。」と言う。
「その部分はT男も直した方がいいなぁ」と言うと、G子はまた電話をして「sakeちゃん、それをT男に直接言ってよ。」と言う。
「え!やだよ、そんなの。」
しかし、G子はT男とつながると、ハイと渡すので、仕方なく受け取って「あのぉ」と言って、
「G子は本当はT男さんと会いたかったみたいですが、私が昨日ですね、私もB型なんでやはり急なんですよ、昨日の晩にG子に『明日の予定ある?』と尋ねてしまったんです。それで今会ってるわけで・・もう少しT男さんが昨日約束していたら、たぶん、G子もそのつもりでいたと思うんです。これからは早めに連絡していただけると助かります。」
すると、T男は素直に「分かりました(苦笑)」と言う。
G子は「でも、また怒るよ。先週都合が合わなくて『来週ランチね』って言ってたから、そのつもりだったんだ。」と言うので、「なんだ!それならG子もそのつもりで空けておけばいいのに!」と言うと、「だって連絡がないんだもん、分からないよ。」と言う。
「最近、sakeちゃんがそうやってT男の肩をもつから、T男がその話をすると喜ぶんだよ。今度3人で飲みたいんだって。」と言う。
「いいね。私とT男さんでどっちがケンカの原因なのか裁判だ。」
「やだよ。私が不利だし、あいつ手が早いもん。」
「大丈夫、それは絶対にないから!(笑)」
帰りの車でG子は「そのうち引っ越そうかな」と言う。
「なんで?」
「もう母が亡くなったし、何もここに住む必要がないんだよね。もっと便がいい所に越そうかなって。」
「そうなんだ。。」
「駅に近いところだったら、sakeちゃんやkeke君も他の友達もすぐ立ち寄れるでしょ?それで、みんなでワイワイしたいんだよね。」
「それで」とG子は言って、「T男も年中終電逃してるから、そう言う時とかさぁ」
「そうか!言えばきっと来るね。」
「間違いなく来るよ。」
「ふふ。」
「それで帰さないんだ。」
私はいいねそれ、と言った。
それで、「いいなぁ」と言った。
それはとても儚いことだと分かっていたけど。
私もいっしょだよ。