きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

近況報告

2011-11-04 | 息子keke
OM君のお母さんからTELがあり、大根を貰ったので分けてくれると言う。
昼間から風呂上がりで髪も濡れたままだったが、今家の前に居ると言うので出て行った。

OM君のお母さんは「もうテストは終わった?」と言うので、「もう終わったんですよ。できませんでした。」と答えた。
私が試験中だと思って、しばらく遠慮していてくれたらしい。
私はkekeの近況を報告するのが、正直ちょっと億劫だった。イヤではなかったけど。

しばらくご無沙汰している間に、OMさんはお父さんが亡くなられたそうだ。
分かった時はもう1ヶ月と言われ、何も心の準備もないままだったそうだ。

「あまりにあれよあれよだったので、まだ良く分からず悲しくないの。」と言う。
私も母の時はそうだったと思う。
それも、リアルな感覚の1つなのかもしれない。

それから私はkekeの近況を話した。
OMさんは「今はそう言う子も多いし、この就職難だから、数年遅れる事は悪くないことだ」と言う。
でも、私の心には響かなかった。

高校を卒業したら、成人したら、この荷物がおろせると思っていた。
でも、そんな事は無く、これから社会人になっても、結婚しても子供が生まれても、ずっとずっとこの心配は続き、kekeの場合は一生続くかもしれない。
何故なら父親がそうだから。

私はでも、それも含めて、もう仕方ないと思っている。
でも、時々湧き上がる怒りをどうすればいいのだろう。
それは誰のどんな言葉でも消化できない事も分かってる。
慰めにはならない。
何ひとつ、何にもだ!

OMさんも同じように考え、「これからうちの子供達も分からないよ」と言い、私達は「そうですよね、何かしらどこの家庭もあるものですよ」と言う話になった。
そして、OMさんは「でも、どうにかなるものよ!」と言う。

今まで自分もいろいろあったけど、それでもどうにかなって、ここまで来たのよ、と言う。
それでもどうにかなるわ、と言う。

本当にどうにかなると思うしかない。
ちなみにkekeは、私が居なくなってくれれば良くて、「そうしたらお前はどうするの?」と尋ねると、「フリーターで食いつないで、稼げなくなったら死ぬ」と言う。
それが本当に自由で、何の気兼ねもなく生きていけるそうである。

「バイトをみつけるのも大変だったのに?」と尋ねると、「学生を理由に半分以上断られたから、フリーターだと言えばどこか見つかるのではないか」と言う。

フリーターか。
まるでそんな言葉は他人事だと思っていた。
仕事につきたくない又は他にしたい事がある若者のための言葉だと思っていた。

でも、むしろ、これが現実なのかもしれない。
最近思う事はそんなこと。
給料が上がらないと分かった私が、この会社のために資格勉強をするのがクソバカバカしくなったように、若者が生きるために何かを頑張るのもクソ虚しいことかもしれない。

こんな世の中(国も世界も)だと思うと、何もする気力がなくなる。
たしかに。


焼き肉の上に乗っているのは、初めて買ってみたこれです。^^


瓶詰で350円ぐらいした焼き肉のたれ?

あまり辛くありません。たれと言うより、味付け具材に近い。
これだけでおにぎりの具にもなりそうな感じです。