「食品の裏側~みんな大好きな食品添加物~」安部司さんの本である。
この方は以前は添加物の開発関係をしていたそうである。メーカーの依頼に応じて安くおいしく仕上がるように化学物質をチョイスするのがお仕事だった。。。が、自責の念にかられ、その事実を本に残している。
とは言っても具体的にどこのメーカーの何それがどう、という話はなく、まずは原材料表示を見てみましょう、その表示で台所にないものは、大抵添加物です、という。
調味料(アミノ酸等)、PH調整剤、乳化剤・・・全部添加物らしい。
私はキッチンの戸棚をあける。
そこに入っている中華料理用の市販調味料を見ると、添加物の名前が幾つもある。最近よく食べる肉と玉ねぎを炒め5分煮込むだけでカレーができるパウダーも、水に溶かして油で揚げればいい唐揚げ粉も添加物満載である。たまに飲むスポーツドリンク・・・うわっ。。。(そりゃそうだよな・・・。)
kekeと「これおいしいね」と言っていたもの、これ簡単でおいしくていいじゃんと思っていたもの。そういうものはことさら添加物がいろいろ入ってる。味覚が添加物に慣れきっているのだろう。
これでは手作りしている意味がない・・・・?
本によると調味料も安いのものは落とし穴があるという。198円と1,000円の醤油の中身が同じわけないでしょ、とある。たしかにキッチンの寿司酢を見ると、なにやらかにやら分からんものも入っているようである。
そして私は昨日はいろんな食品売り場を見た。
片端から、裏をひっくり返して原材料を覗いたのである。
見比べてみると、たしかに高いしょう油や寿司酢は「原材料」の種類が少なく「大豆、米、塩」とかそんな感じである。今まで値段しか見ていなかったのだ。
なんたるこった。。。。
一つ一つの商品はもちろん添加物のレベルをクリアしているのだろう、しかしこれだけ幾つも重なって毎日取っていたら・・・しかも原価を落として味をよくするために、添加物はさらに複雑にいろんな種類のものが入ってきているようである。最近のよりおいしい、より便利、と言う裏には何もないわけじゃない・・・?
しかし、スーパーには必ず「有機」のものがあるようである。(そんなことも今日改めて気づいた感じ。)
有機のケチャップ、有機のしょうゆ・・・それもそれを求める消費者がいるからだろう、必ずと言っていいほど、片隅には置いてある。そして原材料を見るとやはり一般のものより原材料は吟味されているように見える。
何倍もするものはとても買えないが、100円200円の違いだったら、これからはそういうものを買ってもいいのかも。。。
ビックリしたが「有機」のコンソメまであった。(何とかパウダーみたいなのはやむを得ず入っているが)なるべくはそうしたいという方向性がある商品なのだろう。
今の食卓から添加物をまったく排除するのはまず無理。
でも、意識を変えると、だいぶ食卓は変わるかも。。。
kekeに「これから↑(かくかくしかじか)で、さらに手作りの輪をかけることにした。」と言うと、え~と言い、「添加物が入っていないのと、料理がおいしいのとどっちを選ぶのか?!」と言うので、「添加物が入ってない方。」と言い、さっそく作るからここにいるならこれを持ってくれ、とケンタロウの分厚い本を渡す。
「自分は今まで通りに食べるから。」というので「どうぞ。」と言う。
マーボー豆腐は赤みそとオイスターソース、醤油、酒で作ってみた。ニンニクと生姜を多めに入れて。まあまあおいしい。
<写真削除>
自然派のお店で買った添加物が入ってないカレールー。味は・・・・・・作ってみたがビミョウ。リンゴを入れるとおいしくなると書いてあったので入れてみたが・・・。
昨日はほんと、あちこちの店で商品を裏返してしまった。その感想を述べると、
・古い昔ながらのパッケージのもの、オシャレでないものは添加物も少ない傾向にある。
・やはり自然派のお店はそれなりにチョイスしているみたいである(完璧ではない)。
・安くておいしいものはもしかしたらそれなりに事情があるのかも。。。
・自然派の店で「保存料入ってません」と書いてあるお惣菜も裏をひっくり返すと添加物はそれなりに入ってる。(保存料ではないものが)
・ドレッシング類は無添加は難しいようだ。(よっぽど高いものならあるかもしれないがほとんどお目にかかれなかった)
・健康を謳ってるもの(カロリーオフ・塩分ひかえめなど)が添加物では逆に入ってる場合が多い・・かも?
・とにかく新しめの便利な商品はだいたいがアヤシイ。
私は正直今まで「有機」とか「スローフード」とか言う言葉があまり好きでなかった。何だか上から目線で見られているような気がして「あぁそうですか」と言う気持であった。しかしこの本を読んで考えが一新したことを書いておこう。
この気持がいつまで持続するかどうかは分からない。
でももうしばらくこの意識を続けて、食生活を変えてみて、自分の体に変化が起きるかどうか人体実験をしてみたいと思う。(←何となく興味しんしん)
切り口がいつまでも新鮮なカット野菜、添加物表示の少ないコンビニのおにぎり(同じ役割な添加物は一括表示ができるため)・・・・考えればキリがないのだが。。。
これはkekeがくれた本立て。これがコンロの隣にあるとほんとに便利。
【追記】
wikiで調べると「この本は話題を集めるための本である」と言う方も数いるようである。
この本を読んで↑こんな感想になったが、この本の内容の真偽は個々の判断にゆだねたい。
この方は以前は添加物の開発関係をしていたそうである。メーカーの依頼に応じて安くおいしく仕上がるように化学物質をチョイスするのがお仕事だった。。。が、自責の念にかられ、その事実を本に残している。
とは言っても具体的にどこのメーカーの何それがどう、という話はなく、まずは原材料表示を見てみましょう、その表示で台所にないものは、大抵添加物です、という。
調味料(アミノ酸等)、PH調整剤、乳化剤・・・全部添加物らしい。
私はキッチンの戸棚をあける。
そこに入っている中華料理用の市販調味料を見ると、添加物の名前が幾つもある。最近よく食べる肉と玉ねぎを炒め5分煮込むだけでカレーができるパウダーも、水に溶かして油で揚げればいい唐揚げ粉も添加物満載である。たまに飲むスポーツドリンク・・・うわっ。。。(そりゃそうだよな・・・。)
kekeと「これおいしいね」と言っていたもの、これ簡単でおいしくていいじゃんと思っていたもの。そういうものはことさら添加物がいろいろ入ってる。味覚が添加物に慣れきっているのだろう。
これでは手作りしている意味がない・・・・?
本によると調味料も安いのものは落とし穴があるという。198円と1,000円の醤油の中身が同じわけないでしょ、とある。たしかにキッチンの寿司酢を見ると、なにやらかにやら分からんものも入っているようである。
そして私は昨日はいろんな食品売り場を見た。
片端から、裏をひっくり返して原材料を覗いたのである。
見比べてみると、たしかに高いしょう油や寿司酢は「原材料」の種類が少なく「大豆、米、塩」とかそんな感じである。今まで値段しか見ていなかったのだ。
なんたるこった。。。。
一つ一つの商品はもちろん添加物のレベルをクリアしているのだろう、しかしこれだけ幾つも重なって毎日取っていたら・・・しかも原価を落として味をよくするために、添加物はさらに複雑にいろんな種類のものが入ってきているようである。最近のよりおいしい、より便利、と言う裏には何もないわけじゃない・・・?
しかし、スーパーには必ず「有機」のものがあるようである。(そんなことも今日改めて気づいた感じ。)
有機のケチャップ、有機のしょうゆ・・・それもそれを求める消費者がいるからだろう、必ずと言っていいほど、片隅には置いてある。そして原材料を見るとやはり一般のものより原材料は吟味されているように見える。
何倍もするものはとても買えないが、100円200円の違いだったら、これからはそういうものを買ってもいいのかも。。。
ビックリしたが「有機」のコンソメまであった。(何とかパウダーみたいなのはやむを得ず入っているが)なるべくはそうしたいという方向性がある商品なのだろう。
今の食卓から添加物をまったく排除するのはまず無理。
でも、意識を変えると、だいぶ食卓は変わるかも。。。
kekeに「これから↑(かくかくしかじか)で、さらに手作りの輪をかけることにした。」と言うと、え~と言い、「添加物が入っていないのと、料理がおいしいのとどっちを選ぶのか?!」と言うので、「添加物が入ってない方。」と言い、さっそく作るからここにいるならこれを持ってくれ、とケンタロウの分厚い本を渡す。
「自分は今まで通りに食べるから。」というので「どうぞ。」と言う。
マーボー豆腐は赤みそとオイスターソース、醤油、酒で作ってみた。ニンニクと生姜を多めに入れて。まあまあおいしい。
<写真削除>
自然派のお店で買った添加物が入ってないカレールー。味は・・・・・・作ってみたがビミョウ。リンゴを入れるとおいしくなると書いてあったので入れてみたが・・・。
昨日はほんと、あちこちの店で商品を裏返してしまった。その感想を述べると、
・古い昔ながらのパッケージのもの、オシャレでないものは添加物も少ない傾向にある。
・やはり自然派のお店はそれなりにチョイスしているみたいである(完璧ではない)。
・安くておいしいものはもしかしたらそれなりに事情があるのかも。。。
・自然派の店で「保存料入ってません」と書いてあるお惣菜も裏をひっくり返すと添加物はそれなりに入ってる。(保存料ではないものが)
・ドレッシング類は無添加は難しいようだ。(よっぽど高いものならあるかもしれないがほとんどお目にかかれなかった)
・健康を謳ってるもの(カロリーオフ・塩分ひかえめなど)が添加物では逆に入ってる場合が多い・・かも?
・とにかく新しめの便利な商品はだいたいがアヤシイ。
私は正直今まで「有機」とか「スローフード」とか言う言葉があまり好きでなかった。何だか上から目線で見られているような気がして「あぁそうですか」と言う気持であった。しかしこの本を読んで考えが一新したことを書いておこう。
この気持がいつまで持続するかどうかは分からない。
でももうしばらくこの意識を続けて、食生活を変えてみて、自分の体に変化が起きるかどうか人体実験をしてみたいと思う。(←何となく興味しんしん)
切り口がいつまでも新鮮なカット野菜、添加物表示の少ないコンビニのおにぎり(同じ役割な添加物は一括表示ができるため)・・・・考えればキリがないのだが。。。
これはkekeがくれた本立て。これがコンロの隣にあるとほんとに便利。
【追記】
wikiで調べると「この本は話題を集めるための本である」と言う方も数いるようである。
この本を読んで↑こんな感想になったが、この本の内容の真偽は個々の判断にゆだねたい。