きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

また別の事情がある、それだけ

2015-02-16 | 友人
台所を片付けているとG子から電話がある。

お互いに予定がない日曜は珍しいので会った。
G子は怒ったり泣いたり、電話でT男を罵ったりして、「もう別れる!」と言いながら、「オンリーワンなんて意味がない。」「こんな自分は生きている価値がない」と言う。

「私もずっとそう思ってた。でも最近は少し変わったんだ。」と私は言う。

「私達は受験時代から、頑張って何かを勝ち取る、誰かを競って勝つ、ってことをずっとやり過ぎてたんだよ。それでそういう物の見方のクセがついてしまったんだ。だから、いつも何かを頑張って手に入らないといけないとか、誰かに勝たなければ負けだとか、洗脳されてるんだよ。別れないからって負けてるわけじゃない。そちらにもまた別の事情がある、ただそれだけ。頑張らないでいるとだんだん見えて来るよ。」

sakeちゃんはどこでそういう考え方になったんだ?というので、kekeがああなった時に図書館で心理学の本を色々読んで、親の自分が「生きてる価値がない」って考え方だったのに気づいたんだ。それでいろいろまた本を読んだんだよ、と答えた。


帰りの改札口が近づいた辺りではもう仲直りの電話をしてケラケラ笑っていた。


「夫婦喧嘩は犬も食わない」と聞いたことがあるが、心配した私はまた一人バカを見た。

しかしT男はこれだけ罵られながら、なぜ別れないのだろうか。

あ。

そう言えば、私の父もよく母から罵られていた。
「なぜお父さんはお母さんと別れないのだろう」と子供心にいつも思っていた。

G子は「別れた方がいいのか、しばらくじっくり考える。」と言う。
私は「どっちがいいという答えはないんだよ。どう思うかだよ。」と言う。

本当に男と女は分からない。
マニュアルなんてものはなく、相手を自分の思うように曲げようとせず、いつも誠意をもつことなのかもしれない。



帰りが遅くなってしまったので、夕飯は焼きそば。砂糖とウスターソース・塩コショウと言う初めての味付け。
G子と飲んでしまったので、特に食べなかった。


朝は冷蔵庫にあるものの何でもグラタン。
そろそろ牛乳を使いきらないと。。