きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

真面目にコツコツする仕事

2021-09-06 | 会社の仕事

今日はネットを追いかけて、田中宇さんの「国際ニュース解説」なるサイトにやってきた。
そこの一番新しい記事を読む。
http://tanakanews.com/210905corona.htm

かなり長文なのだが、最後の方に安倍さんがどうして方向転換を始めたのかとか、どうして菅さんに総理を変えたのかとかが書いてあって、日本のコロナ対策も(劣等生に見えて)実は優等生だったのではないか等とあり、これを読んでいたら、みるみる元気になっていった。

ついつい政治家ってのは、マネーやハニーで売国をしている人達ばかりなのでは?!と思ってしまったが、よく考えたら、自分がもしも政治家だったとして、そんなことばかりするだろうか?やはり一番考えるのは国民のことだろう。しかし世界はずる賢くて、そうそう思い通りにはさせてくれない。そこを妥協しながら、草を掻き分け掻き分け進むのが総理大臣のお仕事なのだ。

何の根拠も無いけれど、安倍さんは日本のこと、国民のことを考えてくれる人であってほしい・・・・。菅さんもあえて「汚れ役を引き受けた」という人もいる。もしかしたら二階さんでさえも、あえて悪役(親中役)を引き受けているだけかもしれない。心ではみんな日本のことを良くしようと思っている・・・・ハズ・・・・。


そこで今日はある実話を書こうと思う。
それはある業者さん(Sさん)の話である。

うちの会社とSさんは長い付き合いをしていて、いつも仕事をお願いしている仲だった。ところがある日ひょんなことで、Sさんの同業の業者さんと取引をすることになった。すると、新しい業者さんの方が価格がかなり安い。それに無理なお願いもきいてくれる。Sさんも真面目な人だが、社員さんを大勢抱えていることもあって、大きく値引きをしてくれなかったのだ。

そんなことあって、みんなだんだん新しい業者さんに仕事をお願いするようになっていった。特にこの業界はお客さんも少しでも安く安くを求める人が多く、そうするとSさんに頼むと割が合わないことも多い。こうしてSさんの仕事はどんどん減っていき、しばらくすると、ほとんど無いぐらいに減っていった。

話はそこで止まらない。仕事はほとんどもう頼まないのに、Sさんとは古くからの付き合いがあったので、社長はゴルフでメンツが足りない時に声を掛けたり、時には「飲み会の幹事をやってくれ」等と図々しくもSさんに頼むのである。普通なら「仕事をよそに回して、それかよ!」と思っても無理は無い。特に社長という立場上プライドも高い人が多い。利益もなく都合言いように使われるのが面白いはずがない。
しかしSさんは人がいいので(天然なのか?)、嫌な顔もせずハイハイとゴルフにも飲み会にも気さくに付き合って、時にはプライベートの飲み会の幹事まで引き受けていた。そして数年の歳月が流れていった。

その後どうなったか?
その新しく仕事をお願いしていた業者さんだが、慣れてくるに従ってだんだん欠点が見えてくるようになったのである。仕事が雑な時があったり、時には仕事が重なって急に来れなくなったりと言う事が増えてきた。それでも安くやってくれるから・・としばらくは頼んでいたのだが、何年も経つうちにだんだん「Sさんに頼んだ方が確かだな」ということになって、またSさんに仕事を頼むようになったのだ。

私はこれを傍から見て、教訓にしようと思った。
時に理不尽なこともあるかもしれないけれど、それでも腐らず驕らずコツコツ仕事をしていれば、やがて「やっぱりあの人に頼もう」と客が戻ってくるのだということを。

それは何においても言えるのではなかろうか。
真面目にコツコツ仕事をしてくれば、最後にはみんな分かってくれる。
政治家も真面目に国民のことを考えてコツコツ仕事をしていれば、10年後20年後にはみんなが分かってくれる。(逆のパターンもあるけど。。)
人生もそんなに悪いことばっかりじゃないかも。。。。