会社からの二日間の休みに週末。心も体も洗濯しつつ、ついでに部屋まで掃除洗濯してさっぱりしたところで、月曜の出勤。
朝会社のゴミ箱を見るや否や、休日以前の自分を急速に取り戻すこととなる。
ゴミ箱のゴミが、ゴミ箱に崩れんばかりに高く山積みされていたのであった。
どう見ても、これで袋が結わけるはずがない。ったく、別にゴミ袋を用意して、こっちに1/3位わざわざ移さないと、ゴミを出す事さえできない。シンクの三角コーナーも、たばこの吸殻で山になっている。こっちもこのまま袋を持ち上げたら破けそうである。
「ゴミはどうせsakeさんの仕事だから、勝手に捨てておけ」と言うメッセージを何気に感じる。
と今では他人を責めるるも、このゴミ出し、昔はあるお爺さんの仕事であった。書くと長くなるので端折るが、この会社に再雇用で雇われていた爺さんが居て、その爺さんがだんだん社内でスケープゴート的存在になって、ゴミ掃除その他雑務を背負っていたのである。私が入社した時は既にゴミ雑用係になっていた。
当時は、私も「ゴミはどうせ爺さんの仕事だから、勝手に捨てちまえ」と思っていた。ゴミがどんなに溢れていても気に留めなかった。
爺さんが退職してしまい、自分がゴミを扱うようになって初めて、ゴミ箱がこんなに溢れていると、思いやりの無さを感じ不快になるものなのだな、と判った。
いい経験だ。これが無かったら、私は今でも「どうせ○○さんの仕事だから勝手に捨てちまえ」と思っていただろう。
今は天国に居る爺さん、ごめんなさい。
つくづく何事もやってみなければ判らないものだな、と思う。やってみなければ、語れない。母子家庭もやる前に想像していたものと、実際にやって見えた事は全く違っていた。やる前は一人への寂しさが一番だと思われがちだが、やってみると、一番怖いのは将来への不安であることが判る。
よくスーパーやビルで掃除をしているお年寄りが居る。大変な仕事だと思う。
私も将来、そのような仕事をするようになるかもしれない、いつもそう思っている。私は一生働き続けないとならない。仕事が選べなくなる日が、いつか来ると思っている。本音は掃除なんて好きな仕事ではない。正直その日が怖い。
でも、やってみなければ判らない。
そのような仕事をしている方の心には宝石があると信じている。きっと、いつかその日、私も今は見えない事がまた見えてくるはずだ。
生きている、ってそういう事かもしれない。辛い思いや苦労を重ねる度に、神様がプレゼントしてくれる宝石だ。(もっとも、『辛い』とか『苦労』だと思っているうちは宝石とは縁遠いのだが)思いやりとか、暖かいとか、そういう宝石。
だから、怖がらない。
逃げなければ、きっと宝石がみつかるはず。
朝会社のゴミ箱を見るや否や、休日以前の自分を急速に取り戻すこととなる。
ゴミ箱のゴミが、ゴミ箱に崩れんばかりに高く山積みされていたのであった。
どう見ても、これで袋が結わけるはずがない。ったく、別にゴミ袋を用意して、こっちに1/3位わざわざ移さないと、ゴミを出す事さえできない。シンクの三角コーナーも、たばこの吸殻で山になっている。こっちもこのまま袋を持ち上げたら破けそうである。
「ゴミはどうせsakeさんの仕事だから、勝手に捨てておけ」と言うメッセージを何気に感じる。
と今では他人を責めるるも、このゴミ出し、昔はあるお爺さんの仕事であった。書くと長くなるので端折るが、この会社に再雇用で雇われていた爺さんが居て、その爺さんがだんだん社内でスケープゴート的存在になって、ゴミ掃除その他雑務を背負っていたのである。私が入社した時は既にゴミ雑用係になっていた。
当時は、私も「ゴミはどうせ爺さんの仕事だから、勝手に捨てちまえ」と思っていた。ゴミがどんなに溢れていても気に留めなかった。
爺さんが退職してしまい、自分がゴミを扱うようになって初めて、ゴミ箱がこんなに溢れていると、思いやりの無さを感じ不快になるものなのだな、と判った。
いい経験だ。これが無かったら、私は今でも「どうせ○○さんの仕事だから勝手に捨てちまえ」と思っていただろう。
今は天国に居る爺さん、ごめんなさい。
つくづく何事もやってみなければ判らないものだな、と思う。やってみなければ、語れない。母子家庭もやる前に想像していたものと、実際にやって見えた事は全く違っていた。やる前は一人への寂しさが一番だと思われがちだが、やってみると、一番怖いのは将来への不安であることが判る。
よくスーパーやビルで掃除をしているお年寄りが居る。大変な仕事だと思う。
私も将来、そのような仕事をするようになるかもしれない、いつもそう思っている。私は一生働き続けないとならない。仕事が選べなくなる日が、いつか来ると思っている。本音は掃除なんて好きな仕事ではない。正直その日が怖い。
でも、やってみなければ判らない。
そのような仕事をしている方の心には宝石があると信じている。きっと、いつかその日、私も今は見えない事がまた見えてくるはずだ。
生きている、ってそういう事かもしれない。辛い思いや苦労を重ねる度に、神様がプレゼントしてくれる宝石だ。(もっとも、『辛い』とか『苦労』だと思っているうちは宝石とは縁遠いのだが)思いやりとか、暖かいとか、そういう宝石。
だから、怖がらない。
逃げなければ、きっと宝石がみつかるはず。
私も今は事務職ですが ゆくゆくは「お掃除おばさん」の覚悟です。
今のビルにもお掃除のおばさんがいて 私の将来の姿だ。と思うことはあっても 心の中まで “宝石”なんて考えたことはなかったんです。
いつも感心してますが 今日はちょっと感動 しました。
いいかげんなコメントみたいで ごめんなさい。
なんてつい思いがちだけど、考えてみると仕事があるうちが
花なんですよね。
今はまだ自分がやりたい仕事からそんなにかけ離れているわけじゃないですけど
世の中仕事をしたくてもできない人がごまんといるのを考えると
普段の自分の甘えをひしひしと実感いたします。
お久しぶり
やっぱり同じようなことを考えていたんですね。みんなきっと同じような境遇のお母さんはこう思いながら生活しているんですね。
私がそう思ったのは、夏の一番暑い時期にうちの前の工事現場のガードマンのおばさんが、いつも笑顔で私に「いってらっしゃーい」って言ってくれたの。何も知らないただの通行人なのに。
ガードマンさんや掃除屋さん、いつも将来の自分だと思って見てます。でも、皆さん笑顔で明るく仕事をしているんですよね。^^
そう言うおばさんに私もなれたらいいな~と思うんですよ。もしかしたら、あの笑顔の裏にはいっぱいその昔涙があったのかな?なんて思ったりしてます。
>サムさん
そうなんですよね~私も会社の仕事にも文句ばかり思ってますけど(ブログも愚痴ばっかり)、仕事があるだけで有り難いし、給料をもらえるだけで有難い事なんですよね。頭ではわかっているつもりでも、時々どこかにすっ飛んで、目先の事にぐるぐる振り回されてますよ。^^;
私も時々振り返って、今の幸せをかみしめないといけないですよね。。。子供が一緒に住んでくれてるだけでもありがたや~ですよ。
こういう仕事は、してみないとわからないし、人生の中でいつかした方がためになるんでしょうね。
昔、歩道のゴミ拾いをしたことがあります。
普段気づかないだけで、実際拾い始めると、驚くほどのゴミが棄てられています。
特に多いのが、吸殻。
無頓着に吸殻を捨てる人は、まさかそれを拾って片付ける人がいることなんて、思ってもみないんでしょう。
汚れ仕事は思わぬことに目を開かせてくれたりしますね。
このチャンスを大切にしたいものです。
私も今、汚れたり疲れたりすることばかり。
これは人生のチャンスなんでしょうね。
道路・花壇・公園・・・いたるところにゴミがあふれているに驚きました。入社したての頃、会社主催の「花見」でゴミを公園においていく姿にびっくりしました。同僚に「ゴミを持って帰らないの?」と聞くと「ゴミを片付けることを仕事にしている人たちがいるんだから、そのままでいいんだよ。」
私は観光地にやってきてゴミを捨てていく人をいつも苦々しく思ので、自分の分だけでも隠れてゴミを持ち帰ろうとしたら「人の仕事を取り上げるほうが迷惑だよ。東京の習慣に早くなれなよ。」と先輩から怒られました。
sakeさんのブログを読んで、なぜかその時の会話を思い出しました。
ちなみにゴミ置き去り・・・いまだに慣れません。というか慣れるつもりはありませんが。。。あれは絶対習慣なんかじゃないはず!!ですよね?
その輝きは、どんな苦しみも悲しみも怒りでも覆い隠すことはできないのではないかしら・・・。
魂の輝きって隠し切れないものですね。うふ。
ごみは人間性が一番出ると思います。
以前いた会社の役員たちはお掃除の方たちにはいろいろと情報を聞いていましたよ。その行動の裏にはよもやま話の中から、社員の素行や、裏の顔(タバコのマナーが悪いとかごみの始末が悪いとか挨拶をしないとかいろいろです)を聞いていましたね~。まず、彼女たちに悪印象を持たれた人は出世しませんでした…。sakeさんもごみからイロイロなものが見えているだろうからじゃんじゃんブログで書いてくださいね!!
まだまだお年寄りではないのですが、
とっても感じのいい方なのです。
以前に記事にしたことがあったので、
TBさせていただきますね。
生きていく上で、
ごみ処理、お掃除はとっても必要なことですよね。
宝石を輝かせるのも、
きっとその人次第なんですねぇ。
とっても心にじ~んときたのですよ。
やはりそうとう人の汚した所の掃除が苦痛だと言ってました。
私は自分が水を使う仕事は無理だなって思う分お掃除も選択肢にあるのはいいなって感じてたけど確かに汚れ処理はしんどいですね。
ガードマンのおばさんや女性みて女性の働き口も増えたんだなって感じてました。
今sakeさんんの会社の雑務聞いてるとそれを直接文句も言わずにこなしてるsakeさんめちゃえらいと思ってます。
私は愚痴ばかりですが頑張る姿が光ってたおばちゃんの事TBさせてもらいます。
「アレもやれ」「コレもやれ」と・・・。
その時は、簡易トイレの掃除を6ケ所任されて、一人で広い事務所を全部掃除してたのです。外に置く簡易トイレですから、とても汚いし夏場でとても臭いし、本当に大変でした。
そんな事があったお陰で、いつもトイレのおばさんとは仲良しになるようにしてます。「いつもご苦労様。」「ありがとうございます」「大変ですね~」その一言を言われると人って救われるんですよね。
私も「あなたいつも一人で頑張ってるから今日は俺がやってあげるから休みなさいよ」ととある社長さんが言ってくれたので救われました。
私もあの時の辛さがあるから、自分の事のように相手の苦労が解るようになったと思います。
離婚も同じ。母子家庭も同じ。やってみると解る苦労が沢山ありますね!!
それがsakeさんの言う宝石かもしれません。
私の机の隣にゴミ袋が!!
中身はタバコの吸殻とペットボトル!
何故一緒に??入れてあるの?
以前あまり酷いので自分で飲んだペットボトルや吸殻、缶は自分で片付ける!ってことになったのに・・・。
悔しいから片付けてあげない。
自分で分別してよね!
分別してくれてたら捨ててあげるのに。。。