きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

男という生き物

2004-10-03 | 母子家庭だから思うこと
お金の心配のピークは昨日で、いっとき終わり、先日、kekeさんが野球に一緒に行ったと言う山田君の存在が気になった。
チケットもどうやら彼からもらったようだ。

去年の野球部の連絡網を広げる。なるほど、同じ野球部の友達らしい。
(何故去年の連絡網なのかと言うと、今年の連絡網はkekeさんに隠されてしまった、一度朝練の連絡をクラスの鈴木君にしなくてはいけないのに、野球部の鈴木君のお宅に掛けてしまい、私が混乱させてしまったのだ)

お礼の一言でも言おうと思って、電話を掛けた。
「この前は神宮球場に連れて行って戴いた野球部のkekeの母です。先日はどうもありがとうございました。」
「いえいえ、どういたしまして。」
「何でもお父さん?に連れて行ったもらったとか・・」
「いえいえ、子供達3人で行ったんですよ」

ガガ~ン!(☆o☆)
そうか・・後で「山田君のお父さんにお礼を言わなくては」と言いだした辺りから、kekeさんの供述が二転三転していたのは、これだったのか。
山田君のお母さんは「いえいえ、うちも同じですから。^^;」と言っていたが、まだ見も知らぬ初対面のお宅にまで恥をかく結果となった。

もう一人一緒に行ったお友達とは、三橋君と言う友達らしい。
去年の野球部の連絡網にはその友達は居なかった。クラスも違うようだ。今年になってから野球部に入った友達なのだろうか。一つの嘘が明るみになると、こうしてどんどん考えなくてもいい事まで知りたくなり、私は今年の野球部の連絡網を早速、覗くことにした。

実は部活の連絡網がどこに隠してあるか、知っていた。
黙っていたが、以前部屋を片付けた時にkekeさんの机の引き出しから、発見したのだった。
まだ帰ってこないのを見計らって、こっそり机の引出しを開けた。

すると、なんと!またガガ~ン!(☆o☆)
そこには見たことも無いような漫画や雑誌が入っていた。
ペラペラめくる。そんなにいがかわしいものではないようだ。
言うなれば、可愛い女の子との恋愛もんみたいである。ははぁ~私にこういうもん読んでいるのを知られたくないのだな~~ぐふふふ。(^m^)

色気づいたのか~~

そこで、はっ!と思った。
男の子はこうして、親(異性親)に嘘をつきながら成長していくのだ。女の子は父親に嘘と言っても、せいぜい「友達と旅行に行く」が「彼氏と旅行」だったりする程度に過ぎない。
男の子はこうして、母親にどんどん嘘をついて成長するのである。時に漫画を隠し、友達だけで遠出をし、彼女といらん所で金を遣い、それをみんな母親に隠しながら成長するのだ。

母親は知ってても黙っている。
それを成長の一つだと見逃すのだ。
そこには母親の暗黙のルールがある。

しかし、息子はばれているのに気がつかない。
だから、結婚して嫁にも同じ事を繰り返す。
見られては困るものを、ばれるだろう場所に隠すのだ。

これが漫画本じゃなく、風俗店の会員カードだったら?
見つけたのが母親じゃなくて嫁だったら?
相手が旦那だったら、私はこうして知らないフリをして、元に戻しておけるだろうか。

女は家族への隠し事に対して、男ほど免疫はできていない。
そんな隠し事が露見した話を聞く度に、私は「なんて男の人はいつもそう言う手抜きをするのだろう」と思っていた。もっと、ばれないように隠せばいいのに!と。
そうじゃないんだ、今までそれでずっと家族(母親)にばれなかった文化を彼らは持って来たんだ。だから、隠し事が白日の下に曝される瞬間、彼らは凍るのかもしれない。
培ってきた文化が違うのではないのだろうか。

息子の机の引き出しから、するするとそんな事を考えてしまった。
それ以上引き出しの中味には興味が持てなかった。
嫁の立場だったら、それでは終わらないかもしれない。
それが姑VS嫁の構造にもつながるのだろうか?(考えすぎ?)

しょうがねえだろ

2004-10-02 | その前の会社
朝、まず残高確認だ。

そこで思わぬ工事代が入っている事に気がつく。営業Aさんのお客さんだ。それで昨日心配していた引き落とし関係も滞りなく済んでいた。
営業Aさんに「工事代入金しました、ありがとうございました。」とメールを打った。

まもなく、営業Aさんが帰ってきた。
「入金したんだよね?じゃ、昨日も話した通り、その工事の下請けさんに代金払っといて。」
「もうお金は返済等で引き落とされて無いんですよ。この後社長の工事代が入る予定ですから、またそれを見て上司BRさんと相談しておきます。」と答えるしかなかった。

「なんでだよ!」営業Aさんは怒った。
「何度も言った通り、ここの工事は入金があったら、すぐに業者に払う約束になっているんだよ。注文書も出しているし。」
そんな事は判っている。しかし、他の業者さんはもっと支払いを我慢して待ってもらっているんだ。
「だから、昨日社長に聞こえるようにわざと大きな声でsakeさんに言ったんだぜ、社長だって『しょうがねえよ』って言ったじゃないか。」

そうだ、昨日もこの代金をすぐ払う払わないで、このように彼と口論みたいになったのだ。その時は社長も居て、私達の口論を聞いていた。

それで、社長は小さくつぶやいた。
「しょうがねえだろ。」

私はこの言葉を、「金が無いから我慢させろ、しょうがねえだろ」と受け取った。営業Aさんはこの言葉を全く逆に「約束だからしょうがねえだろ、払ってやれよ」と解釈したのだった。

この私達の堂々巡りを聞いていたnanuさんがやってきた。
「まぁまぁ、結局、入った工事代を他に流用しなくちゃいけなくなってるんだろ?会社がよ?総務は総務で事情があるのだろうし、俺らが口挟める事じゃないんだけどさ・・・ただ、口惜しいんだよね。俺らは休日も仕事して、社長の言うようにきっちり仕事納めてさ。そのお金は他に流用されてさ。」
「そうだよ、お客に俺ら頭下げてさ~一日も遅れずにこの前も金入れただろ?それで、社長の工事代がまだ入らないから、お金は引き落とされてしまいましたと言われてさ、業者からはいつ払えるか俺は訊かれてるんだぜ、俺だって『それなら他の奴も俺みたいに金取ってこいよ』って言いたくなるよ。」

返す言葉も無いのだった。

nanuさんは「飲み屋だったらボトル1本もう空いてるよな」と言った。
営業Aさんも「そうだよな」と言った。
そして「・・そこまでsakeさんに言うことじゃないけどな」と言った。

二人は、また午後の仕事に出かけた。

お金が無いとこうしてあちこちに亀裂が入る。
家庭も友人関係も元夫婦関係も、金だけで揉める事がある。

しかし、月末払わねばならないものはほとんど手配できたので、ほっとした。
養育費も入っていた。
これで、ちょっとの間はお金の悶々から解放されそうだ。

初めてマイナスの残高に

2004-10-01 | その前の会社
昨日の銀行の融資実行もつつがなく終わり、朝にもお金が下りた事を確認した。
早速、銀行に向かって業者さんへの支払をする。ほっと一安心だ。

その時に思わぬ事を銀行さんから告げられる。
なんと!当座預金の残高が
マイナスになっているのだ。

(え?!何故??そんなはずでは)
・・・そうだ、昨日一つの会社に小切手で支払いを切ったのだ。それだ!
あれ?小切手って決済までに二日掛からなかったっけ?
てっきり明日の工事代で賄えると思ってたのに、何で今日既にお金が落とされているんだろう?

と、悩んでいる場合ではなかった。
とにかくこれをプラスに変えなくては!
10万ちょいなら、会社に戻れば現金がある。戻れば間に合う。
その時に銀行の窓口で尋ねた。

sake「今日はこれから現金を用意してきますが、このように当座がマイナスになっても気が付かないとどうなるんですか?」
窓口「あ、こちら(銀行)から連絡しますので、会社にさえ居れば大丈夫ですよ。^^」
sake「もしも又マイナスになったら、その日の何時までにお金を入れないとアウトなんでしょうか?」
窓口「銀行が開いている3時までですね。^^」
sake「それでは、今すぐにお金を持ってきますので。」

慌てて会社に戻って、お金を集めた。
nanuさんに「大変そうだね~何かあった?」と訊かれた。
「いろいろとやんごと無いんですよね~もう~」
「忘れ物でもした?」
「いや、そう言う事でもないんですよ~もう~」
nanuさんは、ふ~ん、と言った。

3時までとは言われても、マイナスの残高を見ると一刻も早くプラスに戻さねばっ!!と思ってしまう。なんと言っても
マイナス残高初体験だ。目が点になる。

急いで銀行に戻り、お金をぶちこんだ。
それでも、残高は限りなくゼロに戻っただけ。
明日こそ工事代が入らないと、引き落とし関係が滞ってしまう。
窓口の銀行さんに尋ねた。

sake「もしも明日工事代が入らなくて、普通口座の引落ができないとどうなりますか?ただ、引き落とされないだけでしょうか?」
窓口「普通口座なら引き落とされないだけですよ。」
もう、窓口のお姉さんも笑顔ではなかった。

それなら、まぁ工事代入らなければしょうがねーか。
今日も朝から銀行へニ往復してしまった。
その間、誰か事務所で電話を取ってくれただろうか。

よく「倒産する会社の前兆」なんて言う項目の一つに、「経理担当者が外出しがち」と言うものが必ずある。それはこういう状態の事を指すのだろうか。うーん。。。