きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

親で非ず

2005-01-25 | 母子家庭だから思うこと
今日の朝のテレ朝のニュースでほんの数分だけど、杉田かおるさんのお父さんと言う方のインタビューを見た。

「1億の借金は本人が作ったもので、自分とは無関係」「そんな(でっち上げ)をしないと芸能界で生き残れないのかな~と思った」と言う話の内容で、それをまたTVが面白おかしく伝えている。

その↑事実はともあれ、芸能レポーターははっきり『女を作って家族を見捨てた父親』と言っている。そのような人が今更わざわざ自分の借金ではありませんなんて水差さなくてもいいのに、と思っちゃった。私が杉田かおるの親だったら、自分のネタでここまで売れた事を(しかも40と言う年で何もかもかかって来い状態でこの2~3年売れてきたのに)誇りに思うし良かったと思うし、じゃんじゃんやってくれ、って笑い飛ばす。自分の世間体よりも娘が幸せになる方が価値があるもの。

「結婚の報告も無い」って、親じゃないんだもの。(もっとも、かおるさんのお父さんが息巻いてそう言っているのではなく、レポーターの質問に素直に答えた言葉なのだが)親って言うのは子供の成長を最後まで見届けるのが親だと思ってる。私から見ると、逃げて居ない父親に結婚報告する方が不自然だ。うちの子もたぶん、昔の父親にわざわざ結婚報告なんてしないと思う。

私がギクッと来た最大の言葉は(レポーターの「結婚相手の御曹司に伝えたい言葉は?」みたいな質問に対して
不肖な娘ですが、宜しくお願いします」みたいな言葉。

不肖な娘って言葉を使う権利が、この人にあるのだろうか。。。
自分の子供を『不肖な』と謙遜する事ができるのは、その子供の親だと思うのだ。家庭から逃げた父親がそのような言葉を遣うなんて、失礼極まりないと言うか、だったら、不肖な娘にならないようにどうにかするのが父親の役目ではなかったのか?と突っ込みたくなってしまった。

穏やかそうないい人そうなお父様を捕まえて、ここまで書いてしまった事に罪悪感もなくもないが、やはり女を作って離婚しますはルール違反なのだよ。誰に怒っているのか、と言うと、そのルール違反をなぁなぁにしてハッキリ言わないでおぼろげに何気にほのめかせるだけのマスコミに対してなのだ。

親子の確執なんて面白がっているけど、親子関係ではないのではなかろうか。
私は、kekeさんの父親はもう死んだものだと思っている。(養育費はまだ残っているが、それはただの金銭的な債権に過ぎない。)
そんなものですよ、たぶん。