昨日、『子供達に元旦那の事をアレコレ尋ねられるのが嫌だから死んだ事にしようかな』と言う話を書きました。
しかし、その後でハッと気づいた事が。
(あれ?kekeさんもお父さんのコト、友達に何度も訊かれたりしたのだろうな)
その時、何て答えていたんだろう?
どんな風に思っていたんだろう?
離婚で転校して苗字が変わって、転校生としてkekeさんが朝礼で紹介されているのを聞いた。そして初めて、kekeさんは今の苗字になった。
ランドセルに入れる持ち物を全部名前を書き替えたこと。クレヨンの一本一本も、絵の具のチューブ一本一本まで全てシールを貼って名前を書き替えたのだ。
苗字を変えないと言う選択も考えた。最初は二人ともこのままの苗字で行くことも考えた。でも、離婚届を出す直前には自分の苗字は絶対に変えようと思ったのだ。姓名判断で画数が悪かったから。縁起が悪かったから。あの名前で居る意味がもはや全くなかったから。
あの名前のままだったら、一生あのままあの世界から抜け出す事ができないと思ったから。
でも、kekeさんの苗字は迷った。あの子が新しい名前を使いこなす事ができるかしら?
「親子で違う苗字ねぇ・・やっぱり親子は同じ苗字がいいと思うよ。今替えるだけだから。」妹が言った。
私達は二人共名前を変える事にした。ジャンバー等の洋服で名前の書いてあるタグは全部ハサミで切って、別の名前用アップリケをつけた。
kekeさんの昔の名前の鉛筆は、私が会社で使うことにした。でも、名前の所は全てカッターで剥ぎ取った。(当時私の昔の名前をわざと興味本位で訊いて来る人がいたので)名前の箇所が無造作にカッターで削られた鉛筆。それは私達の離婚を語ってくれる。そいつを見てくれ、と言いたかった。
そんなにしてでも、持ち物全ての名前を替える事はできなかった。ひょんな所で昔の名前が持ち物からうっかり発見された。又はkekeさんの友達が遊びに来て、ひょんな所で昔の下敷きが出てきてしまったりとか、昔のゲームソフトに書かれた名前がそのままだったり。学校に持たせる物は気を遣ったが、家の中にあるものまで全てチェックする事はできなかったのだ。
ある時、うちに遊びに来たkekeさんの友達が言った。
「俺、kekeの昔の名前知ってるんだ。」
自慢していた。子供の他愛無い言葉。
私もkekeさんも無反応をした。
今度もう一度言う事があったら、一発言おうと思った。
でも、そんな事はなかった。
たぶん、あれだけじゃなかったはずだ。kekeさんは学校でも何度もそんな事はあったはずなのだ。その時、どんな気持で何と答えていたんだろう。
それは、とても気になる。
これは「これからどうにか離婚したい」としている人達みんなに、考えてもらいたいテーマだ。残された家族の事をもっと考えてほしい。家族を置いて逃げる事はやはり簡単な事なのである。
苦しいのは逃げる方ではない。
逃げる事なんて、簡単だ。自分の苦しみだけなんだから。
それでも、やっぱり名前を変えて、今は良かったな~と思う。
もちろん、我が家の場合は転校や子供の年齢のタイミングが、たまたま替えられる時期だった事もあるのだが。
しかし、その後でハッと気づいた事が。
(あれ?kekeさんもお父さんのコト、友達に何度も訊かれたりしたのだろうな)
その時、何て答えていたんだろう?
どんな風に思っていたんだろう?
離婚で転校して苗字が変わって、転校生としてkekeさんが朝礼で紹介されているのを聞いた。そして初めて、kekeさんは今の苗字になった。
ランドセルに入れる持ち物を全部名前を書き替えたこと。クレヨンの一本一本も、絵の具のチューブ一本一本まで全てシールを貼って名前を書き替えたのだ。
苗字を変えないと言う選択も考えた。最初は二人ともこのままの苗字で行くことも考えた。でも、離婚届を出す直前には自分の苗字は絶対に変えようと思ったのだ。姓名判断で画数が悪かったから。縁起が悪かったから。あの名前で居る意味がもはや全くなかったから。
あの名前のままだったら、一生あのままあの世界から抜け出す事ができないと思ったから。
でも、kekeさんの苗字は迷った。あの子が新しい名前を使いこなす事ができるかしら?
「親子で違う苗字ねぇ・・やっぱり親子は同じ苗字がいいと思うよ。今替えるだけだから。」妹が言った。
私達は二人共名前を変える事にした。ジャンバー等の洋服で名前の書いてあるタグは全部ハサミで切って、別の名前用アップリケをつけた。
kekeさんの昔の名前の鉛筆は、私が会社で使うことにした。でも、名前の所は全てカッターで剥ぎ取った。(当時私の昔の名前をわざと興味本位で訊いて来る人がいたので)名前の箇所が無造作にカッターで削られた鉛筆。それは私達の離婚を語ってくれる。そいつを見てくれ、と言いたかった。
そんなにしてでも、持ち物全ての名前を替える事はできなかった。ひょんな所で昔の名前が持ち物からうっかり発見された。又はkekeさんの友達が遊びに来て、ひょんな所で昔の下敷きが出てきてしまったりとか、昔のゲームソフトに書かれた名前がそのままだったり。学校に持たせる物は気を遣ったが、家の中にあるものまで全てチェックする事はできなかったのだ。
ある時、うちに遊びに来たkekeさんの友達が言った。
「俺、kekeの昔の名前知ってるんだ。」
自慢していた。子供の他愛無い言葉。
私もkekeさんも無反応をした。
今度もう一度言う事があったら、一発言おうと思った。
でも、そんな事はなかった。
たぶん、あれだけじゃなかったはずだ。kekeさんは学校でも何度もそんな事はあったはずなのだ。その時、どんな気持で何と答えていたんだろう。
それは、とても気になる。
これは「これからどうにか離婚したい」としている人達みんなに、考えてもらいたいテーマだ。残された家族の事をもっと考えてほしい。家族を置いて逃げる事はやはり簡単な事なのである。
苦しいのは逃げる方ではない。
逃げる事なんて、簡単だ。自分の苦しみだけなんだから。
それでも、やっぱり名前を変えて、今は良かったな~と思う。
もちろん、我が家の場合は転校や子供の年齢のタイミングが、たまたま替えられる時期だった事もあるのだが。