ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

新聞記事に疑問を感じる

2008年04月02日 | 日々の思い
昨日の新聞に「丈夫な骨をつくるビタミンD?新生児の2割不足」の記事がありました。
新生児を対象に、ビタミンD欠乏の目安と考えられる頭の骨の軟らかさを調べたところ22%が不足気味。
1ヶ月後の追跡調査でビタミンDを追加したミルクや母乳を組み合わせた育児に比べ、母乳だけの方が不足の度合いが高い」との記事であった。

人工乳には、添加物としてビタミンD等が添加されていますので当然です。

しかし、これが本当に正しいデータでありそのことがどのような影響を及ぼすのか長期的に追跡調査をしたデータではないので鵜呑みにするのは危険である。

小さな点を探して、針小棒大に報道するのはマスコミです。
また、同じように小さな点を過大に発表するのは机上の計算であり問題ではないだろうか。。

これらの報道は、子育てをマニュアルでしかできない親を惑わすだけである。

それに翻弄される親にも困ったものですがその背景にあるのは、核家族化や少子化が大きく影響しています。
情報に振り回され正確な判断が出来ない人々が殆どです。
そのためにも正しい報道がなされるべきです。
もっともっと掘り下げて記事を書いてください。
執筆者の意図が読めません。

母乳はたんなる「栄養」でななく「心を育み、母子の愛着を高める」のである。
偏った側面だけで捉えて欲しくない。

人工乳の奨励を目的とした研究のように思えてならない。

マスコミももっと慎重に報道すべきである。
記事が読書にどのように影響するのかを考慮して欲しい。

困った世の中ですね。



コメント (1)
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