ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

日本乳業協会に再質問書を送付

2008年04月27日 | インポート
日本乳業協会の回答に納得がいかないので、本日、再質問書を配達証明で発送しました。
消費者の理解や、赤ちゃんの命を守るためにも
病原微生物が混入して危険であることを、
表示させなければなりません。

「エンテロバクター・サカザキによる乳児の健康被害を防止することは、何より重要なことと考えています。
 このため、当協会といたしまして、第58回のWHO総会における提言を受け、平成17年5月、関係医療機関に対しまして「医療機関内の育児用調整粉乳の取り扱いについて」文書で低出生体重児や免疫不全のハイリスク乳児に与える粉ミルクについては80℃での調乳をされるようお願いしたところであります。
 その後、平成19年4月、WHO及びFAOが共同で「乳児用調整粉乳の安全な調乳、保存及び取り扱いに関するガイドライン」を作成したことを受けて、当協会として「当該ガイドラインを基本とする調乳温度に関する表示の自主的ガイドライン」を設定したところであります。

 その目的は、乳児用調整粉乳を原因とするエンテロバクター・サカザキ及びサルモネラ・エンテリカによる乳児の健康被害を防止することであり、そのため、12ヶ月未満の乳児に用いる母乳代替品の調乳に用いる水道水等飲用適の水を一度沸騰させた後冷却して70℃以上としたものを用いることとし、乳児用調整粉乳の容器包装にその旨表示し使用者にお知らせをすることとしたものであります。」とあるが80℃以上で調乳をすることを知らせただけである。
 重要なのはなぜ熱湯で調乳するのか。「新生児期の調乳の指導が適切に行われることが基本となることから、会員である調製粉乳メーカーから産院にガイドラインに基づきその根拠も含めてご説明をすることとしています。」がそれを実行していません。

粉ミルクは、危険なのです。医師だけに説明しても意味がありません。

また、良心的な産院は、ミルクメーカーの院内への立ち入りを拒否せています。
母乳哺育に熱心な産院は、調乳指導がありません。

協会の回答は赦せません。



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