断乳についての御他図園がありました。
自治体の保健センターの間違った指導に怒りを覚えます。
母乳哺育の大切さを理解して欲しいと願わざるを得ません。
**********
11ヶ月の女の子です。
地域の保健センターで、1歳前後でやめるのが理想だと言われました。
遅くなればなるほど、知恵がついてやめにくいと言われ悩んでいます。
回答 たまごママネット医師団
最近母乳育児を続けている時に無理に断乳はせず、自然卒乳するまで待ってあげようという考え方になっています。まだ昔のままの指導を行う医療関係者がいることは残念なことです。
またまわりの人たちから昔の育児経験をもとに断乳をするようにと話をされることも多く、悩んでいるお母さん達はたくさんいます。
赤ちゃんはお母さんのオッパイが大好きです。
オッパイを吸うということは体を大きくする栄養をもらうと同時に、お母さんの優しい心ももらっています。オッパイを吸わせることによって赤ちゃんの心を育てているといっても良いと思います。お母さんの優しい心はオッパイを通して赤ちゃんに伝わります。
優しくされた赤ちゃんは大きくなってお母さんから受けたその気持ちを他の人に与えることができるような心の優しい人になります。
断乳をするということは一番好きなことを無理矢理取り上げてしまうことになりますから、赤ちゃんにとって精神的なダメージを与えてしまうことになります。数日すると泣かなくなるから我慢すれば大丈夫などといわれることがあります。これが良いこととは思えません。
泣いて訴えても何もしてくれないからあきらめたというように見えます。あきらめは人間不信につながりその後の人格形成にも何らかの影響を及ぼすのではないかと考えます。
優しい気持ちを育てることとは正反対のことになります。
1才すぎると栄養のほとんど食事からとることができます。だから母乳はいらない、母乳は薄くなって栄養が無くなるから与えても仕方がないなどと言われることがありますがそんなことはありません。
1才すぎても母乳が薄くなるなどということはありませんし、母乳の役割が終わったわけでもありません。1歳を過ぎると自我の成長が活発になってきます。また、外からの様々な刺激が多くなり、驚いたり怖がったり様々な感情が成長してきます。
子どもの心が外に向かおうとした時に、心の中でいろいろの葛藤が生まれストレスがたまってきます。
こんな時オッパイを吸うことにより、お母さんに包まれるという安心感によってこのストレスが解消されます。
オッパイによって明日への元気を貰っているといえます。オッパイをいつまでも止めないでいると甘えん坊になるといわれることがありますが、自然卒乳をした子ども達を見ているとしっかり自立した子ども達になっています。
これはたっぷり満足するまでオッパイをもらえたことから、親とのしっかりした絆が結ばれ、この人といれば大丈夫、何かあったら守ってもらえるという「心の安全基地」が形成され、自信を持って外の世界へ出ていけるだけの準備ができたということになります。
1才からの母乳は子どもの優しい心を育てる、外へ向かう勇気を育てるという大変大きな役割があります。
質問のお母さんと赤ちゃんの関係は良かったものと思いますが、不適切な指導のためにお母さんに余計な心配をさせてしまったようです。
お母さんの考え方が正しいのです。決して断乳などと考えないで、赤ちゃんの気の済むまでオッパイを続けてください。いつの日か満足自信がつくとピタリとオッパイに興味を示さなくなります。
お母さんはびっくりし寂しくなり、お願いだからオッパイを吸ってと赤ちゃんにお願いしたという話も聞きます。自然卒乳までたっぷり、ゆったり母乳育児を楽しんでください。
自治体の保健センターの間違った指導に怒りを覚えます。
母乳哺育の大切さを理解して欲しいと願わざるを得ません。
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11ヶ月の女の子です。
地域の保健センターで、1歳前後でやめるのが理想だと言われました。
遅くなればなるほど、知恵がついてやめにくいと言われ悩んでいます。
回答 たまごママネット医師団
最近母乳育児を続けている時に無理に断乳はせず、自然卒乳するまで待ってあげようという考え方になっています。まだ昔のままの指導を行う医療関係者がいることは残念なことです。
またまわりの人たちから昔の育児経験をもとに断乳をするようにと話をされることも多く、悩んでいるお母さん達はたくさんいます。
赤ちゃんはお母さんのオッパイが大好きです。
オッパイを吸うということは体を大きくする栄養をもらうと同時に、お母さんの優しい心ももらっています。オッパイを吸わせることによって赤ちゃんの心を育てているといっても良いと思います。お母さんの優しい心はオッパイを通して赤ちゃんに伝わります。
優しくされた赤ちゃんは大きくなってお母さんから受けたその気持ちを他の人に与えることができるような心の優しい人になります。
断乳をするということは一番好きなことを無理矢理取り上げてしまうことになりますから、赤ちゃんにとって精神的なダメージを与えてしまうことになります。数日すると泣かなくなるから我慢すれば大丈夫などといわれることがあります。これが良いこととは思えません。
泣いて訴えても何もしてくれないからあきらめたというように見えます。あきらめは人間不信につながりその後の人格形成にも何らかの影響を及ぼすのではないかと考えます。
優しい気持ちを育てることとは正反対のことになります。
1才すぎると栄養のほとんど食事からとることができます。だから母乳はいらない、母乳は薄くなって栄養が無くなるから与えても仕方がないなどと言われることがありますがそんなことはありません。
1才すぎても母乳が薄くなるなどということはありませんし、母乳の役割が終わったわけでもありません。1歳を過ぎると自我の成長が活発になってきます。また、外からの様々な刺激が多くなり、驚いたり怖がったり様々な感情が成長してきます。
子どもの心が外に向かおうとした時に、心の中でいろいろの葛藤が生まれストレスがたまってきます。
こんな時オッパイを吸うことにより、お母さんに包まれるという安心感によってこのストレスが解消されます。
オッパイによって明日への元気を貰っているといえます。オッパイをいつまでも止めないでいると甘えん坊になるといわれることがありますが、自然卒乳をした子ども達を見ているとしっかり自立した子ども達になっています。
これはたっぷり満足するまでオッパイをもらえたことから、親とのしっかりした絆が結ばれ、この人といれば大丈夫、何かあったら守ってもらえるという「心の安全基地」が形成され、自信を持って外の世界へ出ていけるだけの準備ができたということになります。
1才からの母乳は子どもの優しい心を育てる、外へ向かう勇気を育てるという大変大きな役割があります。
質問のお母さんと赤ちゃんの関係は良かったものと思いますが、不適切な指導のためにお母さんに余計な心配をさせてしまったようです。
お母さんの考え方が正しいのです。決して断乳などと考えないで、赤ちゃんの気の済むまでオッパイを続けてください。いつの日か満足自信がつくとピタリとオッパイに興味を示さなくなります。
お母さんはびっくりし寂しくなり、お願いだからオッパイを吸ってと赤ちゃんにお願いしたという話も聞きます。自然卒乳までたっぷり、ゆったり母乳育児を楽しんでください。