ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

母育所の最終回です

2008年12月15日 | インポート
昨日で「母育所」が終了しました。
多くの方に、聴講していただき無事に終わりました。

当初は、4ヶ月半、長いと思いましたが終わってみると早いものでした。
参加者の皆さんも、引き続き集まりたいといっていただきました。

最終回は、林原類人猿研究センターの不破紅樹研究員にお話ししていただきました。
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「チンパンジーの出産・子育てから学ぶ」という演題です。
チンパンジーの赤ちゃんは約3ヶ月24時間片時も離さない。密着子育てです。
赤ちゃんもお母さんにしがみついている。うんちもおしっこもお母さんの胸の中です。

赤ちゃんは、夜泣きもなく、とても静かでしかも強い絆で結ばれている。
5歳まではおっぱいで育てます。

頃合いをみて、群れに戻す。
子どもは、群れの中で生きていくすべを学びます。

母親は群れの中の我が子を寛容に見守る。
一見、放任のようだが常に我が子を見守っている。
命の関わるときには、親は我が身をなげうって捧げる覚悟で向かっていきます。
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群れの仲間に育てられる。チンパンジーにも人のように育児放棄もある。
ある日、突然にそれは起こります。

大切なのは、生まれてすぐの母子の接触です。
全く我々と同じですね。
不破さんからお母さんも多くのことを学んでいました。
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母育所を次の「親塾」につなげていきます。
参加していただいた皆さんありがとうございました。









コメント (2)
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