ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

保育園でもおっぱい子育て(体験談-2)

2009年01月09日 | 保育所でも母乳哺育は可能
昨日に続いて、体験談を寄せていただきましたのでご紹介します。
ももママさんからいただいたコメントを記事にさせていただきました。
ももママさん貴重な体験ありがとうございました。
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私は季節労働者で年に一度、2ヶ月のペースで子どもを預け働いています。
仕事をせずに子育てに専念するのが理想だとは思いますが経済的な理由や会社との関係などでそうも言っていられず
身を切る思いで復職を選択するお母さんもたくさんいらっしゃると思います。

私も最初に子供を預ける時にはとても悩みましたし、子どもの泣き顔を見ると自分の選択が間違っているのではないかと自責の念にかられたりしました。
でも結果的に言えば子どもは母と子の二人きりの生活をしていた時よりもずっと成長し、人とのコミュニケーションに積極的になりました。
それは自分よりも小さい赤ちゃんの面倒を見たり、いくつも年上のお兄さんやお姉さんと一緒に遊ぶ内に学んだことでしょうし、私一人の力ではとてもこうはならなかっただろうと思います。
話はズレましたが、仕事をするお母さんたちが罪悪感を持つことなく子どもを預けられたらと思い、書かせていただきました。

本題です。私は子どもが2歳を過ぎた今も母乳育児を続けていますし、子どもが自分から納得してやめるまでは続けたいと思っています。
私は搾乳してもそんなに量が出なかったので子どもを預けていた0歳の時は昼間は託児所でミルクをあげてもらい、乳は圧を抜く程度に絞りながら夜授乳していました。圧の抜き方は助産師さんに教わりました。
次の年(2歳前後)は昼間はまったく搾乳せず、夜の授乳のみにしました。
いずれの場合も仕事の期間が終わり、育児に専念するようになったら昼間も夜も以前と変わらず母乳は出ているようです。
年齢や月齢などにもよると思いますが、お近くの助産院や母乳外来を行っている病院でプロに相談しつつ、毎日子どもに会える時間だけでも子どもが望むだけあげていれば母乳は出続けるのではないかと思います。

搾乳しなくちゃ、冷凍しなくちゃ、夜だけで大丈夫なのかなどと色々悩むことは多いと思いますが、子どもって本当にすごい力を持っていて、自分の必要なものは必要なだけ母親からちゃんと受け取っていきます。
ミルクが嫌い、哺乳瓶が苦手な子でも母親から離れてそれしか飲むものがなければちゃんと飲みます。
あまり悩まず、なるようになるくらいの気持ちでいて大丈夫だと思いますよ。
仕事と母乳育児の両立は大変なことも確かにありますが、「パイパイおいしー!」とにっこり笑う子どもの顔を見ていたら続けて良かったと思いますし、これからもがんばろうと思います。
長くなりましてすみません。働くお母さんたち、がんばってください!
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試行錯誤をしながらの実体験ありがとうございました。
皆さんの参考になると思います。
素晴らしい記事になりました。

コメントにありました「子供」は「子ども」に直させていただきました。
子は親の「供」ではなく一人の人格をもった人であるという考え方を僕はしています。
親の所有物であり供え物という観念ではなく「子ども」と書くと優しくなります。

勝手に変えてしまって申し訳ありません。
お許しください。







コメント (2)
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