ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

親づくり

2009年01月23日 | 子育ての悩み
親づくり
 親づくり 親は「しつけ」や「子育て」「周囲の母親との関わり」などについて妊娠中から学ぶ必要があります。それも父親も含めて両親の参加が必要です。
父親の役割やお産について学ぶことでスムースに子育てに参加することができます。
妊娠早期からこのようなことを学ぶ必要があります。

現在の日本では、伝統的に受け継がれてきた「子育て文化」が消失し、世代間伝達されていません。
これが、育児を「困難で辛い」ものにしています。
我が国の伝統的な子育て文化を、伝える使命を持っているのは「産科医・助産婦」です。
この職種に科せられた使命です。

大家族や3世代同居の暮らしや食生活の中に子育てのノウハウや文化が伝承されてきました。
おむつやおんぶひも、川の字就寝、家族そろっての食事などからしきたりや作法を学びました。

おっぱいや食事のこと、日常生活のことなどとともに、「体重の増加が少ない」「おっぱいが張らない」「ミルクの飲みが足りない」「うんちがでない」「体重が増えない」「便に血が混じる」「夜泣き」などに対して、一昔前なら祖父母や街の産婆がアドバイスしてくれました。
姉弟、姉妹もそれを見ながら覚えていきました。

今の親は、情報をインターネットや育児書に求めます。
まちがった情報が氾濫して、マニュアル世代を育児不安にしています。

昔は「親」は家庭や地域で育てられるとともに、孤立することなく支えられていました。




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