ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

ゲーム機を使った学習は蛮行

2009年01月20日 | インポート
大阪府内の小学校でこともあろうに「ゲーム機を使った学習」が行われるという情報が本日寄せられた。
大阪府の教育はどこか狂っている。
校長名で保護者に配布された文書を紹介します。
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「昨年、大阪府教育委員会より募集された「ゲーム機を使った学習についての調査」を本校教育の学力向上に向けての取り組みの一つとして位置づけ、取り組んで行きたいと思いますので、報告します。本校としては、この取り組みにより、先の漢字テストの実施と合わせて子どもたちの漢字能力の育成と、計算力の育成につながると考えています」という文面である。
実施学年 4年 漢検DS(ROCKET)
     5年 数センス 計算力UPトレーニング すうトレ (Benese)
本年3月から2年間
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テレビゲームを行うと、脳の前側にある前頭葉の脳波が認知症患者に見られるようなゆっくりとした波になり、やめると元に戻るが、2時間以上続けると元に戻りにくいことなどが報告されています。長時間視聴児の睡眠時間の短縮も報告され、睡眠の乱れが、将来の情緒、精神機能障害に結びつく可能性も指摘されています。アメリカ小児科学会は1999年に子どものメディア視聴時間を1日に1~2時間に制限するよう勧告しています。
子どもにとってゲームはできればしない方がいいのではないか。
家庭でもゲームをさせず、テレビの視聴もさせない家庭があるのに、ゲームを推奨するこの蛮行はゆるされない。

大阪府の今しか見ていないこの蛮行がどのような結果を招くことになるのだろうか?
ただテストの点数が上がることだけが狙いの、付け焼き刃の教育である。
それを2年間も実験台として行われことに疑問を感じる。
モルモットになる子どもの将来を是非みとどけなければならない。

愚かな校長がいる学校は悲しい。
校長は、子どもの将来のことを考えているのだろうか。

大阪府教育委員会にも事実を紹介します。

企業の金儲け第一主義の商売に教育委員会はのせられている。
学力テストを利用して教育を蝕んでいるのではないだろうか。
その戦略にのってはいけない。

我が子を実験台にされていいのか。
もっと真剣に考えてください。

それにしても、橋下君はめちゃくちゃだ。
携帯電話は禁止して、ゲームは学校でOKそれはおかしいよ。

近々、情報公開請求し、府会議員と話し合いをします。



コメント
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