ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

離乳食

2013年06月18日 | 離乳食
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多くの親が、離乳食を早くつくりたい。
我が子に、手作りの離乳食を食べさせたい。
それが親のつとめ!!!
我が子が成長した!!!
そんな思いを持っています。
そこで、自治体の4ヶ月健診にいき、離乳食指導を栄養指導を受け、「離乳食」に無知なお母さんにたたき込みます。
指導を鵜呑みにした無知な「母親」は、5ヶ月をすぎると喜び勇んで、テキスト通りの離乳食を「レシピ」に基づいて時間た手間を掛けて作ります。
完成した「離乳食」を鬼気として与えます。

そんな親の心を赤ちゃんは見透かし口を開けてくれません。
せっかく作ったのに食べてくれない。
イライラはつのります。
イライラしながら作るので、わが子はますます食べてくれません。
お母さんの思うようには進みません。
離乳食の不安から産後鬱になる方もいます。
生後半年、母乳が栄養の赤ちゃんにとって主食は「おっぱい」です。

離乳食に血眼になっているのは、最初の子だけ!!!
第二子三子にばれば、そんなことはしません。
適当にその辺にある赤ちゃんでも食べられそうな食材を口に入れてそれで終わり。

爺は、おっぱいの赤ちゃんは離乳食はいらないと思っています。
何故ならば、お母さんが食べているものをお母さんの血液を通して食べているからです。
赤ちゃん食は遅くてもいいのではないでしょうか。
6ヶ月から始めなければいけないものではありません。

人工乳の赤ちゃんには、必要です。
牛のおっぱいを飲んでいるのでヒトの食べ物を知るために必要です。
食欲には個人差があります。
食べる子、食べない子。
月齢によっても違います。

無理強いしないで楽しい食事をしましょう。
親が楽しい食事をしていれば食べ物に興味を持ちます。
その時がおっぱい以外の食べ物を与える時期です。

情報や栄養士に振り回されないでください。



離乳食の進み方は子どもによってそれぞれに違います。
ドンドン食べてくれる子もいれば、何か月たってもほとんど進まない子どももいます。
お母さんの思うように進むものではありません。
離乳食の大切さは、たくさん食べることではなくて、家族揃ってご飯を食べたら楽しいよ!ってことを赤ちゃんに分かってもらうことが一番です。

親がおいしそうに食べていると、赤ちゃんが手を伸ばして取りにくるようになれば、試しにおかずの中にジャガイモやカボチャの柔らかいのとかを用意して一緒に食べるとおいしいね!って食べさせて下さい。
いっぱいこぼしてもいいでしょ。

 赤ちゃんを一人で座らせて、味のない離乳食を口まで運んで無理矢理食べさせる。
そんなの食べなくて当たり前ですよね。




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