ひげ爺のお産・子育てご意見番

子どもは育つ力を持って生まれてきますが
親に子育てする力が減っています。
親育て支援の中で感じたことを書いています。

少年犯罪の背景にあるもの?

2009年01月16日 | 子どもの成長
少年犯罪の背景に潜む、心の闇と人間不信。

問題行動は、突然に起こるのではありません。
長い時間をかけて許容限度を超えたときに暴発するのです。
それまでに、何度もエマージェンシーやエスケープのサインを出しています。
それをキャッチし、全霊を掛けて向き合い抱き留めることが必要です。
愛されたいのです。家族から。
認めて欲しいのです。自分の存在感を。
優しいまなざしで見つめてあげてください。
きっと心を開いてくれます。
でもそうなる前の親子の関係が大事です。
お金やもので、豊かな心は育まれません。
快楽を求めると際限がありません。
そして、いつか大きなものを失います。
大切な「こころ」です。

親は、自分の子育ての間違いをなかな認めません。
過保護や無関心から子どもを放任や過干渉にさせた結果です。
また、否定されて養育された子どもも犯罪や依存症になりやすい。

犯罪を犯す子どもの多くは身体が育っても心が育っていません。

最近の犯罪の背景にあるのは、ゲーム脳が関係しています。

記憶、感情、集団でのコミュニケーション、創造性、学習や感情の抑止力をつかさどる脳の中の前頭前野が、ゲーム、携帯メール、テレビ、ビデオなどに熱中しすぎると働かなくなります。
その結果「キレやすい」「集中力がない」「注意力散漫」「羞恥心欠如」「その日暮らし」「無気力」という症状がゲーム脳の特徴である。

最近の犯罪少年の成育歴の中に、ゲームに熱中していたとの報道からも裏付けられています。
今の事件は、氷山の一角でこれからますます、多発していくと思います。
何百倍、何千倍も起こるのではないでしょうか。
それも数十年にわたって増加していくと思います。

幼児を育てておられる親は、心の隅に記憶しておいてください。
我が子が求めるからといって、携帯電話やゲームを簡単に与えないでください。

後悔するのは親であるあなたです。

またテレビを視聴する習慣も出来るだけさせないようにしてください。
親が視ていると子どもも視るようになります。
テレビをベビーシッターにするのもやめましょう。
幼児番組も含めてです。

あなたの優しい愛情を与えてあげてください。
たくさん抱いてあげてください。
そしてたくさん誉めてあげてください。

きっと、いい子に育ちます。

ゲームは、すぐに止めさせてください。
害悪です。結果は今ではなく将来出てきます。不幸な結果を招きます。
我が子のためにやめてください。それはあなたの親としての責任です。

ゲームは、母子のコミュニケーションツールではありません。

我が子の10年20年30年先をみて子育てをしてください。



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我が子のイヤイヤ攻撃!!

2009年01月15日 | 子どもの成長
我が子のイヤイヤ攻撃に、イライラしていませんか?
どんなことにも「イヤイヤ」
あなたは、イヤイヤにどのように応えていますか。
気持ちに余裕がない親は、「いいかげんにしなさい!!」「だめ!!」「おいてくよ」「これにしなさい!」などと、怒りが爆発することもあるのではないでしょうか。
子どもの「イヤイヤ」は、2歳前後におこることが多いのです。

この「イヤイヤ」は子どもの成長にとって、とても重要な行動です。
ある意味では、最初の「反抗期」とも言えるのではないでしょうか。
「たくさん遊んだから帰りましょ」の問いかけに「いや、帰らない」「まだ遊ぶからいや」といって困らせます。
「帽子をかぶろうね」我が子は「イヤイヤ」

親の反応を楽しんでいます。これにもてあそばれる親が多いのもまた事実です。

このイヤイヤは、お母さんと自分の関係を確認し、コミュニケーションをとることを学んでいます。

この時、大切なのは、我が子がこれまでと違って「思いどおりにならない」からと、感情的になってはいけません。冷静に対応してください。
イヤイヤは、我が子の成長の証、あなたの子育てが順調にいっている証です。
自信をもってください。



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遺族の悲しみグリーフケア

2009年01月14日 | グリーフケア
人は死別などによって愛する人を失うと、大きな悲しみである「悲嘆(GRIEF)」を感じ、長期にこころのバランスをくずした状態の変化が長く続きます。

 この悲嘆の状態は、心が大怪我をしたような状態です。
自然に治癒の方向に向かいます。

心のけがからの快復の道筋は、最初の処置(医療従事者の心の手当)が、傷を深めたり軽症ですむのかをきめます。

この度、周産期に関わる人々がグリーフケアを行うべく立ち上がりました。

1月17日の午後2時から、山形県立中央病院で下記の講演会が開かれます。
とても意義深い講演会になると思います。
今回、企画運営をされるのは、たまごママネットの医師団のメンバー渡辺眞史先生です。
講演会の案内の文書を紹介させていただきます。
****************
私たち周産期医療に携わる者は、母子ともに救命し、健やかな成長を願い努力をしてきました。その努力により救命率の向上や、後障害のない生存に対しそれなりの成果を得て来たと自負しています。
 しかし一方で周産期医療には救命困難な疾患や事態があることも事実です。幸せに終わるはずの妊娠、出産が不幸な転帰を取らなければいけなかった家族に対し、私たちは適切な対応ができていなかったのではないかと考えられます。救命に対しては大きな努力をしてきましたが、不幸な転帰を取った家族に対してどのような対応をすればよいのか、スタッフの間で充分な意見交換ができておらず、場当たり的な対応で済ましていたことも多くあったと思われます。家族の中には医療者にかけられた心ない一言で深く傷ついたということも多く聞かれます。私たち周産期医療に携わる者は、看取りと家族支援についてこれまで以上に心して取り組む必要があると考えます。
 全国的にも周産期医療に関わるグリーフケアに対して関心が高まっています。看取りの場面で家族の気持ちに沿った支援をどのようにしたらよいか、退院後の家族の心理を理解し、継続的な心のケアをどのように行うかなど様々な取り組みが行われています。
 今回私たちは、救命のみならず、不幸な転帰を取る子どもや家族に対しても充分な心配りができることがよりよい周産期医療につながると考え、長く周産期医療の現場で臨床心理士として多くの家族の心のケアに携わってきた橋本洋子先生をお招きし、グリーフケアの講演会を行うこととなりました。この講演会を機会にスタッフの意識を高めていきたいと考えています。
 山形ではこの様な試みは初めてと思います。グリーフケアは流産や死産、誕生後まもなく死を迎えた子どもに接する周産期医療関係者の多くが悩んでいる問題と思います。講演会は公開で行いますので是非多くの方に聴講頂き、よりよい家族支援のヒントになればと考えています。多数お集まりくださるようお願いいたします。
***********
素晴らしいことですね。
よりよい心のケアをしていただくためのスタートになると思います。
僕も参加したいと思っています。
山形は遠い。



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オール電化は安全ですか?

2009年01月13日 | 日々の思い
このところ新築マンションや新築住宅の、キッチンや給湯システムに大きな変化が起こっています。 メーカー各社や電力会社が盛んに、オール電化を推奨しています。
これは、キッチンから浴室や給湯設備、あるいは冷暖房まで、 電気の制御によってコントロールするシステムです。
ガスなどの直接によるコンロよりも、危険が少なく、年配者にも安全に使えるシステムということで注目されています。
高層マンションはオール電化が多くなっています。
お年寄りにとっては「火がみえない」ことによって火傷などの危険性もあります。

でも、このシステムはメリットばかりなのでしょうか?
デメリットとして電磁波の影響が考えられるのではないでしょうか?
まだ、 電磁波の人体に対する影響に関する影響調査はまだまだこれからです。

IHクッキングヒーターは電磁調理器は、オール電化のシンボルです。
スイッチを入れると、トッププレートの下にある加熱コイルに電流が流れ、 磁力線が発生し、磁力線が金属製の鍋を通るとき、渦電流が発生し、 この渦電流によって、鍋が発熱し、鍋の中の水や料理が加熱されるものです。



メーカーは人体に影響を与えるほどの電磁波は発生していないと報告しています。

メーカーによって、電磁波の値がばらついているといわれています。
他の家電製品に比べて磁界が強いこと、毎日使う器具であることを考えると、メーカー各社の値にバラツキがあるとするなら、再考してください。

調理器具は電磁波が発生していますので、使用の際は、調理器から距離をおき短時間の使用をすべきだと思います。

妊娠中の方や育児中の方は、お考えください。
これから子育てを考えている方も、今一度再考してください。

電磁波の影響については、携帯電話もそうですがあまり多くの情報が出てこないことを危惧します。
企業は、金儲け優先ではなく、消費者の安全を第一に考えて商売してください。

我々、消費者も便利さだけを求めず、心と体に優しい、食や道具を求めていきましょう。




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震災時!高層マンションは生き地獄

2009年01月11日 | 高層マンション子育て
まもなく、阪神・淡路大震災から14年になります。
そこで今回は、住まいのことについて書きます。

高層マンションで快適な生活を送っておられる方もいらっしゃると思います。
平穏な今を楽しんでいると思います。
しかし、地震などの災害を考えたことがありますか?
特に関東や東海、近畿にお住まいの方は考えてください。

震災時、神戸ポートアイランドの高層マンションでは、多くの住民が生活を脅かされました。
高層住宅は、災害にはとても脆弱です。
そこで生き抜くためには、多くの苦痛を伴います。
停電で電気が来なければ、エレベータも止まります。
また、電話も固定電話は使えません。
水道の水が出なくなりますので、炊事はもちろん、トイレも水洗ですので全く使えなくなります。
高層階の場合、生活をしていく上で大切な、水の給水車が来ても水をもらいに行くために、階段の上り下りは、高層階になればなるほどくたびれ果てます。
冬場ですと暖房をすることが出来ませんのでまさに「地獄」です。

オール電化も最悪です。何も出来ません。
「煮炊き」も出来ません。
また、妊娠中や子育てに電磁調理器の電磁波も気になります。
この問題については、後日書きます。できるだけオール電化は避けてほしいものです。

カセットコンロか電気を使わない石油ストーブが必需品です。
Img_0426

僕は、一年中、電気を使わない石油ストーブを出しています。緊急時に煮炊きをするためです。
以前紹介した「安納芋」を焼くストーブです。
これ一台あれば生きていけます。灯油の予備も必要です。日陰で保存しておけば一年持ちます。

子どもをつれての上り下りもつらいですよ。
これからマンションの購入を考えている方で子育て世代や老人世帯は絶対にやめてください。
地獄の苦しみを味わいます。

住んでしまった方は、停電対策をしてくださいね。
カセットコンロや水は常備してください。

我が身と家族を守るためにも再考してください。





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保育園でもおっぱい子育て(体験談-3)

2009年01月10日 | 保育所でも母乳哺育は可能
おいしいママさんから体験談をいただきましたので紹介します。
保育園によって考え方はいろいろです。
母乳哺育をしてくれる所もありますので、園に聞かれるといいですよ。
****************
秘訣というほどのものではありませんが、母乳を続けている者です。
昨年6月から復職し、保育園に預けて働いています。
当時子どもはちょうど1歳でした。

典型的おっぱい大好きさんで、ミルクも哺乳瓶も嫌いでした。
母乳以外の飲み物はスプーンでしか与えられません。
入園前に、「これでは保育園で何も飲めない!」と思ってしまい、焦って、ストローやコップの練習を試みましたが、期待通りマスターすることなく、出来ないまま保育園に入りました。
(親の思う通りにはなりませんね。)水分補給が出来ないと心配でした。
保育園の先生方は面接で「もう1歳なんだから今さら哺乳瓶やミルクの練習もいりませんね。
これから牛乳を飲ませます。」ということで、思い切ってお任せするしかありませんでした。
入園して2ヵ月後、いつの間にかストロー、コップで飲めるようになっていました。
先生方も根気よく練習させてくれたものと思いますが、周りのお友達の影響もあるのでしょうか?
親が焦らなくとも、その時が来ればできるようになるものですね。

でもやはり私が居れば、おっぱいがいいようです・・・。
帰ってきたらすぐ「おっぱい、おっぱい!」と言って私の服をめくります。
休日は、それこそ不規則に(欲しがる時に)授乳しています。

保育園では、お迎えに行ってその場で授乳はできません。
「お迎えには、お父さん(男性)も来ますので、遠慮してください。」と 言われていますので。
***********
これからもおっぱい子育てを続けてください。
応援しています。




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保育園でもおっぱい子育て(体験談-2)

2009年01月09日 | 保育所でも母乳哺育は可能
昨日に続いて、体験談を寄せていただきましたのでご紹介します。
ももママさんからいただいたコメントを記事にさせていただきました。
ももママさん貴重な体験ありがとうございました。
**************
私は季節労働者で年に一度、2ヶ月のペースで子どもを預け働いています。
仕事をせずに子育てに専念するのが理想だとは思いますが経済的な理由や会社との関係などでそうも言っていられず
身を切る思いで復職を選択するお母さんもたくさんいらっしゃると思います。

私も最初に子供を預ける時にはとても悩みましたし、子どもの泣き顔を見ると自分の選択が間違っているのではないかと自責の念にかられたりしました。
でも結果的に言えば子どもは母と子の二人きりの生活をしていた時よりもずっと成長し、人とのコミュニケーションに積極的になりました。
それは自分よりも小さい赤ちゃんの面倒を見たり、いくつも年上のお兄さんやお姉さんと一緒に遊ぶ内に学んだことでしょうし、私一人の力ではとてもこうはならなかっただろうと思います。
話はズレましたが、仕事をするお母さんたちが罪悪感を持つことなく子どもを預けられたらと思い、書かせていただきました。

本題です。私は子どもが2歳を過ぎた今も母乳育児を続けていますし、子どもが自分から納得してやめるまでは続けたいと思っています。
私は搾乳してもそんなに量が出なかったので子どもを預けていた0歳の時は昼間は託児所でミルクをあげてもらい、乳は圧を抜く程度に絞りながら夜授乳していました。圧の抜き方は助産師さんに教わりました。
次の年(2歳前後)は昼間はまったく搾乳せず、夜の授乳のみにしました。
いずれの場合も仕事の期間が終わり、育児に専念するようになったら昼間も夜も以前と変わらず母乳は出ているようです。
年齢や月齢などにもよると思いますが、お近くの助産院や母乳外来を行っている病院でプロに相談しつつ、毎日子どもに会える時間だけでも子どもが望むだけあげていれば母乳は出続けるのではないかと思います。

搾乳しなくちゃ、冷凍しなくちゃ、夜だけで大丈夫なのかなどと色々悩むことは多いと思いますが、子どもって本当にすごい力を持っていて、自分の必要なものは必要なだけ母親からちゃんと受け取っていきます。
ミルクが嫌い、哺乳瓶が苦手な子でも母親から離れてそれしか飲むものがなければちゃんと飲みます。
あまり悩まず、なるようになるくらいの気持ちでいて大丈夫だと思いますよ。
仕事と母乳育児の両立は大変なことも確かにありますが、「パイパイおいしー!」とにっこり笑う子どもの顔を見ていたら続けて良かったと思いますし、これからもがんばろうと思います。
長くなりましてすみません。働くお母さんたち、がんばってください!
*************
試行錯誤をしながらの実体験ありがとうございました。
皆さんの参考になると思います。
素晴らしい記事になりました。

コメントにありました「子供」は「子ども」に直させていただきました。
子は親の「供」ではなく一人の人格をもった人であるという考え方を僕はしています。
親の所有物であり供え物という観念ではなく「子ども」と書くと優しくなります。

勝手に変えてしまって申し訳ありません。
お許しください。







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保育園でもおっぱい子育て(体験談-1)

2009年01月08日 | 保育所でも母乳哺育は可能
コメントをいただいたのですが、ご本人の了解をいただき記事にさせていただきます。
これから、保育園に預けて復職される方への素晴らしいアドバイスです。
参考にしてください。
*************
んにちは。いつもこっそり拝見しています。
断乳を選ばない母親として、出てきました。
学生時代、学費が高額だったのもありやむを得ず2ヶ月から保育園(渡り歩きました!)に子どもを預けながら、母乳育児を続けてきました・・・(現在4歳を過ぎましたがまだ卒乳したくないようです)
私は助産師なので、母乳の利点も、続ける方法も教科書的?には知っていましたし、似かよった時期に色んなやり方で仕事をしながら母乳育児をつづけている母親同士で話しをする機会が持てたことが、とても大きいように思います。皆さんの職場環境で、気心の知れた母乳育児中の母親同士たわいもない話をできるような所が広がっていけば、ずいぶん助かるだろうな、と感じます。(職場環境で無理なら、保育園とか?)
苦労といえば、保育園が変わったときや先生が変わったときなど、昼間に搾乳しておいた母乳を哺乳瓶からほとんど飲んでくれず、夜間の授乳が非常に頻繁だった時期がいくつかあったことが一番です。でも、私自身は寝たままできる状況だったので、睡眠は浅いですが横になる時間を長く取れば体は元気でしたし、昼間に集中できる力が無くなってしまうほどではなかったです。それに、いずれも一時的でした。このことから、子どもにとってストレスフルな時期もあるようですが、大丈夫になってきた、という時期をおっぱいに教えてもらっていました。
それより何よりメリットを強く感じています。元々うちの子どもの体力もあるのだと思いますが、感染症を防ぐというか「呼び出し」がとても少なく済んだ印象です。(病院にかかるのは、病気より怪我のほうが多いぐらい)
また、自分自身にとって授乳の時間がとにかく快適な時間なので、外で多少ストレスを感じていても融けていくように癒され、そのことから子どもに対して感謝の気持ちを持てたり、非常に大事な存在であることを感じたりできました。その気持ちを子どもが言葉を話す前から繰り返しつぶやいていたら、話すようになってから「そんなこと知っているよ。」と、何度も言ってモゥという笑顔が痛快でした。

一方で、私は母乳育児相談を受けている助産師もあります。復職=断乳とか、1歳過ぎた=断乳と思っている女性には、それ以外の選択肢もあり、やめないことをチャレンジしてみる価値があると私は思っている、ということをお伝えしています。色々と検討した上で断乳を選ぶ方もいらっしゃいますが、悩んだ挙句決めた選択ならサポートします。親も子も、一人一人違うので、ダメとかいいとかは部外者が言うものではないと考えます。どの母親も、しっかり悩んで、しっかり向き合って、しっかり前に進む力を持っていると感じます。
***************
いかがでしたか。
素晴らしいアドバイスですね。
これからも、母子に優しいサポートをしていただけると思います。
とてもうれしくなります。



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保育園でもおっぱい子育て

2009年01月07日 | 保育所でも母乳哺育は可能
皆さん、厳しいコメントにも関わらず、好意的なコメントを寄せていただきありがとうございます。
心から感謝いたします。

授乳や子育ては、親にいろいろなことを教えてくれます。
喜びや苦しみ、無償の愛を継続することは、あなたの財産になります。

授乳の楽しさが味わえる期間は2~3年です。子育ての中でしめる年月では短い間です。
でも、その短い月日は、とても「辛く、苦しい」ものですね。授乳や子育てのことを全く知らずに挑戦するわけです。
長く感じて当然です。

復職や就職のために、保育園に預けても母乳哺育を続けているお母さんはたくさんいます。
保育園に預けたら母乳哺育は無理だとあきらめないでください。

卒乳まで楽しんでください。あなた自身のために。
応援しています。
子育てを楽しむ極意は無理をしないことです。

保育園に預けながら母乳哺育を続けているお母さん、その秘訣や苦労話をコメントしていただけますか。
4月から就労するお母さんにアドバイスしてください。
よろしくお願いいたします。
皆さんに紹介したいと思っています。

ひげ爺からのお願いです。



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断乳は虐待!!

2009年01月06日 | 卒乳・断乳
2月3月は、4月からの復職を考えて「断乳」をしようとする親がいます。

断乳せずにおっぱいを続けてください。
保育園でも冷凍母乳を飲ませてくれるところもあります。
お迎えにいったらその場で「授乳」してあげてください。

「仕事を始めてもおっぱいを続けるよ」「好きなだけおっぱいを飲んでいいよ」と子どもに話してあげてください。
安心して少しおっぱいから離れてくれると思います。

断乳をするということは一番好きなことを無理矢理取り上げてしまうことになりますから、赤ちゃんにとって精神的なダメージを与えてしまうことになります。数日すると泣かなくなるから我慢すれば大丈夫などといわれることがあります。これが良いこととは思えません。
泣いて訴えても何もしてくれないからあきらめたというように見えます。

あきらめは人間不信につながりその後の人格形成にも何らかの影響を及ぼすのではないかと考えます。
優しい気持ちを育てることとは正反対のことになります。

おっぱいは、ある時期を超えると「栄養」から「心の栄養」になります。
これまで何度も書いてきましたが、おっぱいは子どもの心の不安を癒してくれます。

周りのいい加減な情報に惑わされず我が子と向き合ってください。
卒乳の時期もわかります。
その時まで、授乳を楽しんでください。



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断乳後、笑わなくなった!!

2009年01月05日 | 卒乳・断乳
我が子が断乳後笑わなくなった。
当たり前です。
断乳は、親による虐待である。

事情の如何に関わらず、これまで大好きな「おっぱい」を心のよりどころにしてきた、赤ちゃんの意思に関わらず「暴力的」に「強制的」に剥奪されるのです。
赤ちゃんが、どれだけ心に傷を負っているか考えたたことはありますか?
何も考えずにしているか、断乳を商売にする悪徳助産婦に欺されるか。どちらかです。


  長くおっぱいをあげているとわがままになり自立できないなどといわれ断乳をすすめられることがあります。?
2才になると言葉の発達も見られ外へ向かう気持ちが強くなります。?毎日が驚きと好 奇心にあふれた体験です。
?このたくさんの体験はそれまで経験したことのない世界ですから精神的にも肉体的にも疲れてしまいます。こんな時におっぱいを欲しがります。?  おっぱいは活発に活動するためのエネルギーの充填基地といえます。?おっぱいから守られているという安心をもらい、より多くの経験を得ることができます。??ある時期になるとおっぱいに頼らなくても自分で心のコントロールができるようになります。この時が卒乳です。? 
充分に満足した心は強い自立心を育てます。

  お母さんが離そうと思えば思うほどおっぱいを求めてくるように思います。特に2歳児は自分でも処理しきれないほどの自我がどんどん沸いてきて子どもは自分でもどうにもならない感情を持ちやすくなります。そのような思いをおっぱいが癒してくれると思います。

お母さんが母乳を止めなければと思うと、その気持ちは子どもに伝わります。
  大事なおっぱいを止められては困ると、子どもはおっぱいを離そうとせず、それまで以上におっぱいに固執するようになります。

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子育ては万日回峰行!!

2009年01月04日 | 日々の思い
昨日のコメントに、同感したという方からメールをいただきました。
素晴らしメールですので紹介します。
*************
確かに子育ては「行」ですね。
千日回行よりもっと難しくもっと敬うべき「行」ですね。
私は以前から社会で一生黙々と働く人々は、千日回行の坊さんより立派な「行」をしていると思っています。
千日回行の坊さんは、やり終えるとご褒美とも言うべき「位」や「席」が待っています。
回行の途中は、信者を始め人々が気にもし見守りもしています。場合によってはテレビまで撮影してくれています。
それに対して社会で黙々と働いている人は、誰に見守られているわけでもないし、別に褒められるわけでもないし・・・・本当に偉い!さらにすごいのは子育てで、これは「万日回行」ですね。 
母親と一緒に万日回行をしてなかったダメ父親の反省です。
**************
僕も大いに反省しています。

母親の子どもに対する「無償の愛」は素晴らしいですね。

共に「行」をしなかったことをしょく罪として、この活動をさせられているように思います。
感謝や誉め言葉を期待せず、これからも活動を続けていきます。

正月から考えさせていただきました。
感謝です。

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子育ては行である

2009年01月03日 | 出産・育児
子育ては「行」である。
これまでお産や子育てのサポートをしてまいりましたが、それらを今一度振り返り、僕が行っていることは、皆さんの本当の意味で役にたっているのだろうか?
不安を煽っているのではないだろうか?
元旦から自問自答し、至った答えが、冒頭の「行」であるということでした。
行とは、僧や修験者が悟りを開くために行う修行。
行は実践(carita)であり、くり返し身につけるという意味の修行(anuyoga)のことを意味します。
仏道修行の事を「行道」といいます。
比叡山の千日回峰行も「行」です。
この行は、約七年かけて比叡山山中を千日間、回峰するものです。
初年から三年は深夜から朝にかけて比叡山山中の二百数十箇所を巡拝しながら、一日三十から四十キロを毎年百日間歩きます。四、五年は二百日、六年目は一日の行程が六十キロ、最終年の前半百日は、比叡山と京都市内八十五キロを歩き、後半百日は比叡山山中を三十から四十キロ歩きます。
七年間で歩き距離は地球一周四万キロに相当します。

子育ては、「千日回峰行」に近い「行」ではないかと思います。
その行の始まりは「妊娠」に始まり「出産」では「己」の心が試され、子育てへの試練や喜びを与えられ学びの「行」に入ります。その行は、己の「死」間で続く悲喜こもごもです。
自分の心の有りようによって「苦」にもなれば「喜」にもなります。

子育ては、神を敬うように「我が子」を敬い育てていくことで、親が子から「教えられる」のではないでしょうか。謙虚な気持ちで子育てをすることが肝要です。
わからないことは「我が子」に聴くのが一番です。子どもは必ず「答」を教えてくれます。例え「言葉」を獲得していなくても、笑顔や泣き声など身体全体で教えてくれます。

皆さん、子育てを「難行」にするか「楽しい行」にするかは己のこころ次第です。

皆さんは素晴らしい行いをしているのです。

応援しています。



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正月二日

2009年01月02日 | 日々の思い
皆様、お正月をいかがお過ごしでしょうか。
子育てをされているとお正月もゆっくり過ごすことが出来ないと思いますが、出来るだけ手抜きをしてください。
しばしの休養をしてください。

景気低迷で大変な年になると思いますが、それぞれに合わせた生活をしてこの危機を乗り越えてください。

身の丈で生活しましょうね。
その上で、前向きにいきましょう。
悪いことも良いことも長くは続きません。

何事もあきらめず、気を充実させて生活しましょうね。
きっと良いことがあります。

ひげ爺は3月から田舎暮らしを始めます。
出来るだけ質素に生きて行きます。
一日を大切にし一所懸命に。

昨日も、今日も楽しく働いています。
幸せを感じています。

病んでいる人の快復をお祈りしています。
皆様が幸せでありますように。

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謹賀新年

2009年01月01日 | 日々の思い
新年あけましておめでとうございます。
本年が皆様にとりまして幸多き年になりますようにお祈りしています。

本日から産科医療補償制度が施行されます。
通常の妊娠・出産にもかかわらず、重度の脳性麻痺になった赤ちゃんに、一時金600万円と20歳になるまで毎年120万円を分割で支給する制度です。
これまでの推計で年間500~800人程度が脳性麻痺だと言われています。

先月24日の時点で分娩を扱う病院・診療所の98.6%が加入しています。

大阪市立3病院では、分娩料を3万円加算します。保険料相当分です。
大阪市内で、この制度に加入していない分娩施設でお産をした場合は、第一子35万円、第二子以降は40万の支給となります。
他の自治体も同じようなものだと思います。

この制度に、疑問を感じている医師がまだ加入していません。
施行されて行く中でまだ問題点が出てくるのではないかと思います。

私は、脳性麻痺だけではなく異常な出産全てに適応できる補償制度ができることを願っています。

昔のように、妊婦や親が主体で安心して産み育てることができる国になってほしいものです。
そのためには、私たち「市民」が意識を変え、声を上げていかなければ変わりません。
我が国の医療を変えていくのは私たちです。
自分だけ良ければいいという、昨今の風潮は「大嫌い」です。
皆さん、人任せではなく、お産も子育ても、健康づくりも自分自身です。

本年もよろしくお願いいたします。

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