津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■熊本市木・いちょうの仕業

2024-12-25 09:48:07 | ご挨拶

 熊本城は別名「銀杏城」と呼ばれるのは、城内に銀杏の木が植えられていることに由来するらしい。
清正は銀杏の実を食料とすることを考えていたという。
それゆえ、熊本市木は「銀杏=いちょう」である。熊本県庁のプロムナードには肥後54万石にちなんで、54本の銀杏が植えられていて、現在遅ればせながら紅葉から落ち葉の季節となっている。
夜になるとライトアップされ黄色い絨毯となっていて美しくはあるが、雨が降ると路面にへばりついて厄介者となるが。

 今年熊本市では、市電(路面電車)の事故が多発した。脱線事故や衝突事故、信号無視などが14件つづいた。
熊本市の幹部が色々弁明、対策を講じている中、過日15件目のインシデントが発生した。
又信号無視だと伝えられたが、実のところは「線路にイチョウの葉っぱ」が咬んでいたらしくブレーキが利かず、電車が33mほどすべってしまったのだという。
これを運転手が届け出なかったのがまずかった。

 電車は相当の重量と思われるのだが、これを33mも滑らすというのだから、イチョウの葉っぱの馬鹿力を思い知らされる。
イチョウにそんな力があるのならば、なにやらその効力を利用できないのかと考えてしまう。

その「イチョウ」が「市木」だというから、何ともいただけない。
 

 もう十数年前にもなろうか、明五橋通り(立丁通り)の両側の「イチョウ並木」が全部伐採されたことがある。
緩やかな下り道だが、イチョウの落ち葉の季節になると雨でも降れば危険極まりない状態になっての事だったようだ。
おまけに、銀杏の実が踏みつぶされると、独特な異臭がする。特に反対運動もなかったように記憶する。
そんな「銀杏の実」は私の大好物で、季節になると妻が気を効かせて買って来てくれたが、今年はまだ手に入れることが出来ていない。
茶碗蒸しには絶対欲しいし、塩をまぶして酒のつまみは最高であるのだが・・・・

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