鹿島春平太チャーチ

「唯一の真の神である創造主と御子イエスキリスト」この言葉を“知っていれば”「天国での永生」は保証です。

ステパノ執事、聖書解説して殺されていく

2018年01月20日 | 政治見識のための政治学





話を戻します。

『使徒行伝』には、ペテロだけではなく、他の弟子たちも聖句に詳しかったとうかがわせる聖句が結構あります。

ステパノ執事の殉教物語にも、それは示されています。





初代教会が出来ていくとき、11使徒は7人の執事を選んでリーダーに加えます。

ステパノはその一人です。

彼は伝道中に、回心するまえのパウロの率いるユダヤ教の一団に逮捕されます。

(パウロはこの後、クリスチャンになり、大車輪の伝道活動をするんですけどね。

この時はユダヤ教チームの迫害リーダーです)







ステパノはユダヤ教徒の議会に引き出され、偽証を含めた告発をされます。

で、大祭司に「そのとおりか」と尋ねられると、突然、自説を証言し始めるのですが、

その際~、

アブラハムから始めて、イサク、ヤコブ、ヨセフ、モーセ、ヨシュア、ダビデ、ソロモンに至るまでの旧約聖書の物語をとうとうと語っています。

それが驚異的に詳しいんだなぁ~。。


聖句もどんどん引用している。どうやって暗記したんだろう。






その上で彼は~、

「・・・あなたがたは、先祖たちと同様に、いつも聖霊に逆らっているのです。

あなたがたの先祖が迫害しなかった預言者がだれかあったでしょうか。

彼らは、正しい方がこられることを前もって宣べた人たちを殺したが、

いまはあなたがたが、この正しい方を来られることを、前もって宣べた人たちを殺すものとなりました。

あなたがたは、御使いたちによって定められた律法を受けたが、それを守ったことはありません」

~とカマします。

(『使徒行伝』7:51-3)



これではもうユダヤ教指導者は怒り狂いますよね。

彼らは、ステパノを町の外に追い出します。

そして、石打でもって殺してしまいます。


~ステパノ事件は、そういう物語ですけどね。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする