ふとツイッターで知った無殺菌牛乳。いまでは北海道の想いやりファーム(>> リンク)だけで製造しているらしい。15年くらい前に農水省での展示を見たときには、いくつか無殺菌牛乳を作ることを許可された特別な牧場があるのだ、ということだったが。
ずいぶん前から、群馬県・東毛酪農のノンホモジナイズド・パスチャライズド牛乳「みんなの牛乳」の大ファンであり、自分にとっての究極の牛乳である。それと無殺菌牛乳がどう違うのか。ちょうど所用で札幌に足を運ぶ機会があり、大通り公園地下街の店で小瓶を買って飲んでみた。
ノンホモ・パス乳よりもさらりとしている。味は最初薄いように感じるが、上品で自然な甘みがある。「みんなの牛乳」のほうが好みだが、毎日飲んでいたらこちらが好きになるかもしれない。コスト度外視の商品だから、次に北海道に行くときまで飲む機会はないだろう。しかし旨いものは旨い。
狸小路にある「喜来登」のラーメン。ねぎラーメンではない
オーディオが凄いジャズ喫茶「ジャマイカ」
●参照
○牛乳(1) 低温殺菌のノンホモ牛乳と環境
- 平澤正夫『日本の牛乳はなぜまずいのか』(草思社)
- 中洞正『幸せな牛からおいしい牛乳』(コモンズ)
○牛乳(2) 小寺とき『本物の牛乳は日本人に合う』
- 小寺とき『本物の牛乳は日本人に合う』(農文協)
○牛乳(3) 森まゆみ『自主独立農民という仕事』
○沖縄のパスチャライズド牛乳