Sightsong

自縄自縛日記

ティム・バーン『Sacred Vowels』

2020-05-03 22:32:59 | アヴァンギャルド・ジャズ

ティム・バーン『Sacred Vowels』(Screwgun Records、2020年)を聴く。

Tim Berne (as)

バーン初めてのアルト独奏作。

バンドという有機体の中であちこちに爪を立て野性的に襲いかかるバーンとはちょっと違う。だが、常に身体も場もびりびりと震えるほどの強度を保ち、中間音もまた強く吹き抜く音から、バーンらしさが伝わってくる。ほかに誰もいないだけに、ブロウの直後の響きを体感できるのは贅沢だ。猛禽の美しい飛翔を眺めているような感覚。

●ティム・バーン
ティム・バーン『The Fantastic Mrs. 10』(2019年)
ティム・バーン Snakeoil@Jazz Standard(2017年)
ティム・バーン+マット・ミッチェル『Angel Dusk』(2017年)
イングリッド・ラブロック UBATUBA@Cornelia Street Cafe(2015年)
ティム・バーン『Incidentals』(2014年)
イングリッド・ラブロック『ubatuba』(2014年)
ティム・バーン『You've Been Watching Me』(2014年)
ティム・バーン『Shadow Man』(2013年)
チェス・スミス『International Hoohah』(2012年)
ティム・バーン『Electric and Acoustic Hard Cell Live』(2004年)
ティム・バーン『The Sublime and. Science Fiction Live』(2003年)
ティム・バーン+マルク・デュクレ+トム・レイニー『Big Satan』(1996年)
ルイ・スクラヴィス+ティム・バーン+ノエル・アクショテ『Saalfelden '95』(1995年)
ジョン・ゾーン『Spy vs. Spy』(1988年)
ジュリアス・ヘンフィルのBlack Saintのボックスセット(1977-93年)


ガトー・リブレ『Koneko』(JazzTokyo)

2020-05-03 22:19:13 | アヴァンギャルド・ジャズ

ガトー・リブレ『Koneko』(Libra Records、2019年)のレビューをJazzTokyo誌に寄稿した。

>> #1982 『Gato Libre / Koneko』

Gato Libre:
Natsuki Tamura 田村夏樹 (tp)
Yasuko Kaneko 金子泰子 (tb)
Satoko Fujii 藤井郷子 (accordion)

●ガトー・リブレ
ガトー・リブレ、asinus auris@Ftarri(2019年)

●田村夏樹
ガトー・リブレ、asinus auris@Ftarri(2019年)
邂逅、AMU、藤吉@吉祥寺MANDA-LA2(2019年)
藤井郷子+ジョー・フォンダ『Four』(2018年)
与之乃&田村夏樹『邂逅』(2018年)
与之乃+田村夏樹@渋谷メアリージェーン(2018年)
Mahobin『Live at Big Apple in Kobe』(JazzTokyo)(2018年)
魔法瓶@渋谷公園通りクラシックス(2018年)
MMM@稲毛Candy(2018年)
藤井郷子オーケストラ東京@新宿ピットイン(2018年)
藤井郷子オーケストラベルリン『Ninety-Nine Years』(JazzTokyo)(2017年)
晩夏のマタンゴクインテット@渋谷公園通りクラシックス(2017年)
This Is It! @なってるハウス(2017年)
田村夏樹+3人のピアニスト@なってるハウス(2016年)
藤井郷子『Kitsune-Bi』、『Bell The Cat!』(1998、2001年)

●藤井郷子
ガトー・リブレ、asinus auris@Ftarri(2019年)
邂逅、AMU、藤吉@吉祥寺MANDA-LA2(2019年)
藤井郷子+ジョー・フォンダ『Four』(2018年)
藤井郷子+ラモン・ロペス『Confluence』(2018年)
藤井郷子『Stone』(JazzTokyo)(2018年)
This is It! 『1538』(2018年)
魔法瓶@渋谷公園通りクラシックス(2018年)
MMM@稲毛Candy(2018年)
藤井郷子オーケストラ東京@新宿ピットイン(2018年)
藤井郷子オーケストラベルリン『Ninety-Nine Years』(JazzTokyo)(2017年)
晩夏のマタンゴクインテット@渋谷公園通りクラシックス(2017年)
This Is It! @なってるハウス(2017年)
田村夏樹+3人のピアニスト@なってるハウス(2016年)
藤井郷子『Kitsune-Bi』、『Bell The Cat!』(1998、2001年)

●金子泰子
ガトー・リブレ、asinus auris@Ftarri(2019年)


ザ・マクロクォークテット『The Complete Night: Live at the Stone NYC』(JazzTokyo)

2020-05-03 22:06:44 | アヴァンギャルド・ジャズ

ザ・マクロクォークテット『The Complete Night: Live at the Stone NYC』(Out Of Your Head Records、2007年)のレビューをJazzTokyo誌に寄稿した。

>> #1977 『The MacroQuarktet / The Complete Night: Live at the Stone NYC』

Dave Ballou (tp)
Herb Robertson (tp)
Drew Gress (b)
Tom Rainey (ds)

●デイヴ・バルー
マリア・シュナイダー『Allegresse』、『Concert in the Garden』(2000-04年)

●ドリュー・グレス
メアリー・ハルヴァーソン『Paimon: Book Of Angels Volume 32』(2017年)
スティーヴ・リーマン『Sélébéyone』(2016年)
トム・レイニー『Obbligato』(2013年)
イングリッド・ラウブロック『Zurich Concert』(2011年)
スティーヴ・リーマンのクインテットとオクテット(2007-14年)
トニー・マラビー『Adobe』、『Somos Agua』(2003、13年)
ジェフ・ガードナー『the music of chance / Jeff Gardner plays Paul Auster』(1999年)

●トム・レイニー
須川崇志『Outgrowing』(2017年)
トム・レイニー・トリオ@The Jazz Gallery(2017年)
イングリッド・ラブロック UBATUBA@Cornelia Street Cafe(2015年)
イングリッド・ラブロック『ubatuba』(2014年)
イングリッド・ラブロック+トム・レイニー『Buoyancy』(2014年)
イングリッド・ラブロック、メアリー・ハルヴァーソン、クリス・デイヴィス、マット・マネリ @The Stone(2014年)
イングリッド・ラブロック(Anti-House)『Roulette of the Cradle』(2014年)
トム・レイニー『Hotel Grief』(2013年)
トム・レイニー『Obbligato』(2013年)
マーク・ドレッサー『Unveil』、『Nourishments』(2003-04、-2013年)
イングリッド・ラブロック(Anti-House)『Strong Place』(2012年)
クリス・デイヴィス『Rye Eclipse』、『Capricorn Climber』(2007、2012年)
イングリッド・ラブロック『Zurich Concert』(2011年)
サイモン・ナバトフ+トム・レイニー『Steady Now』(2005年)
ティム・バーン『Electric and Acoustic Hard Cell Live』(2004年)
ティム・バーン『The Sublime and. Science Fiction Live』(2003年)
ティム・バーン+マルク・デュクレ+トム・レイニー『Big Satan』(1996年)