Sightsong

自縄自縛日記

キム・ソンス『アシュラ』

2017-03-26 23:51:02 | 韓国・朝鮮

エドワード・ヤン『クーリンチェ少年殺人事件』を目当てに出かけたのだが、1時間前なのに早々と満員御礼。どうでもよくなって、同じ新宿武蔵野館にて、キム・ソンス『アシュラ』(2016年)を観る。

不正まみれの市長一派と、かれの悪事を暴こうとする検事一派との激しい抗争物語。暴力描写がひどすぎてもうウンザリだ。

それはそれとして、俳優陣はなかなか。主役の暴力刑事チョン・ウソンは、『グッド・バッド・ウィアード』や『レイン・オブ・アサシン』のイケメンよりもこのくらいの汚れ役のほうがスクリーンに映える。検事役のクァク・ドウォンは『弁護人』の軍人と同様にひたすら憎たらしい。

よく考えたらバイオレンス物は苦手なのだった。


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