ドリュー・ゴダード『Bad Times at the El Royale』(2018年)。
ネバダ州とカリフォルニア州の境界の(文字通り)上にあるホテルに、FBIだのベトナム戦争帰りだのドサ回りの歌手だのカルトだの強盗犯だのがたまたま集まり、はちゃめちゃな殺人事件となってしまう。
ちょうど昨年うろうろした辺りでもあり、飛行機で再び向かう途中でもあり、詰め込み過ぎ映画なのになかなか面白かった。ネバダ州のリノはドサ回りの場所くらいに扱われていて、同じホテル内でもネバダ州側の部屋はカリフォルニア州側の部屋より1ドル安かったりする。確かにわからなくもなくて笑ってしまうが、映画の舞台となった1969年もそんな雰囲気だったのか。