週末に世田谷美術館に足を運び『民藝』展。
あまりにも愉しくて、同行した友人とずっとああ良いああ良いとおしゃべり。2021年の近美での『民藝の100年』展は民藝運動の意義や歴史を把握できるものだったけれど、今回の展覧会はもっと身近な感覚、これぞ生活のなかの美。
アイヌの紋様も、沖縄の紅型も、小鹿田焼の飛び鉋模様も、山陰の民藝運動家・吉田璋也がプロデュースした牛ノ戸焼も良かった。(ところで京都の芯切鋏はたいめいけんのロゴに似ているような。)
●参照
鶴見俊輔『柳宗悦』
『民藝の100年』展@東京国立近代美術館
アイヌの美しき手仕事、アイヌモシリ
「日本民藝館80周年 沖縄の工芸展-柳宗悦と昭和10年代の沖縄」@沖縄県立博物館・美術館
短編調査団・沖縄の巻@neoneo坐
「まなざし」とアーヴィング・ペン『ダオメ』