今回も少し地味なものを紹介する。クマヤナギというがヤナギの仲間ではない。紛らわしいホナガクマヤナギという主に日本海側に分布している種もあるのだが、つるになるかならないところで区別できる。クロウメモドキ科のもので同じ科にナツメなどがある。
面白いのは、果実は越冬し次の春に成長を初め初夏に黒く熟す。花は6月頃に見られるのだが、花の時期に昨年の果実があるという変わった性質がある。温帯の夏緑樹林帯に住む植物としては特異な性質に見える。どういう理由があるのだろうか、春から夏は鳥の渡り鳥の北上が見られるから、クマヤナギは北へ行きたがっているのだろうか。
面白いのは、果実は越冬し次の春に成長を初め初夏に黒く熟す。花は6月頃に見られるのだが、花の時期に昨年の果実があるという変わった性質がある。温帯の夏緑樹林帯に住む植物としては特異な性質に見える。どういう理由があるのだろうか、春から夏は鳥の渡り鳥の北上が見られるから、クマヤナギは北へ行きたがっているのだろうか。