我が家には結構古木や大木がある。このミズキもそのうちの一つで胸高直径は30cmくらいはあるだろう。樹高は抑えてあるので10m程度だろうか。この時期山野の大きな白い花を咲かす樹はミズキが多く、遠目から見ると花がテーブル状に咲いているから間違えることはないだろう。そういう景色が我が家にあるからちょっとした自慢だ。しかし、近くに寄ると葉が茂ってまるで気づかない。この写真は2階の窓から写したもので、高いところからの風情はなかなかの圧巻で気いっている。
一つ一つの花は小さなものだが、それが集合し大きな一つの塊になっていて、それも花の位置が揃って平らな面を作っている。ここにカミキリムシなどの甲虫が不器用にドサッと舞い降りて蜜などを吸うことになる。このときにミズキにとっては受粉の手助けをしてもらうという相互扶助の関係になっている。
さらに、徹底するためにミズキは一つの花の塊だけでなく沢山の花の塊を枝の伸び具合を調整して、大きな枝一枝をあたかも一つの花に見立てた平面を作るようになったのだろう。遠目にテーブル状に見える理由はこんなところにあると考えている。
一つ一つの花は小さなものだが、それが集合し大きな一つの塊になっていて、それも花の位置が揃って平らな面を作っている。ここにカミキリムシなどの甲虫が不器用にドサッと舞い降りて蜜などを吸うことになる。このときにミズキにとっては受粉の手助けをしてもらうという相互扶助の関係になっている。
さらに、徹底するためにミズキは一つの花の塊だけでなく沢山の花の塊を枝の伸び具合を調整して、大きな枝一枝をあたかも一つの花に見立てた平面を作るようになったのだろう。遠目にテーブル状に見える理由はこんなところにあると考えている。