森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ハリブキ 実

2012年12月17日 | 自然観察日記
亜高山から高山にかけて生育するハリブキの実です。それもアップで。全体は20cm近い楕円形に多数の実が集まってできています。「フキ」といっても低木で、登山をする人は一度や二度必ず目にしているはずです。ウコギ科の種ですが赤く熟すものはこれ以外になかったような・・・。形も特徴的な形状ですね。名前の通り全体が鋭い針で覆われていますから近づきたいものではありません。ウコギの仲間ですからきっと山菜として利用できそうですが、これを口にしたという人を聞きません。新芽の頃には人はあまり登ってこないということか、著しい棘のせいで試みる人がいないのでしょうか・・。

ハリブキ 葉

2012年12月17日 | 自然観察日記
棘は葉の表面にも裏面にもあります。私はこの種の腊葉(さくよう)標本を作ったことがありませんが、押し葉にするときはこの棘がかなり曲者のようです。