メグスリノキのあった林にミツデカエデも見つけました。両種はカエデ科で葉はともに三出葉。紛らわしいですね。赤く紅葉する樹だと思いますが紅葉の姿を見たことがないので明確ではありませんが、この点もメグスリノキと同じ。しかし葉の感じが全然違います。メグスリノキは結構毛深くがっしりした感じですが、ミツデカエデのほうは葉柄も繊細で小葉の鋸歯もはっきりしています。
新潟でも低木から亜高木レベルの樹を見ていますがここで見つけた樹は径が20㎝ほどの亜高木。そういえばこの当たりの雑木林は径の太い個体は見当たらず、全体的にひょろひょろとした樹が高密度で生育している感じです。伐採等の後放置され復活した二次林、光を巡っての競争が起こっているのでしょう。