丘陵公園にはウリハダカエデがごく普通にあります。綺麗な紅葉になる個体もあって幹も特徴的ですから重要な樹です。この幹に似たカエデがありました。綺麗な緑色の肌ですからウリハダカエデと言いたいのですがどこかが違う・・・。
この葉を見て見慣れたウリハダカエデはないことに気づきました。ウリカエデの葉です。三裂した片、中央の片が大きく長い。ウリハダカエデはほぼ同じ大きさですから違う種と分かります。それにしても葉が大きいのです。今まで見てきたものは葉が小さく目の前の個体の半分くらい。時としてウリカエデは三裂しない葉を付ける個体もあって別種と思わせるようなこともあるのです。どんな種でも地域によって見せる顔が異なりますから、この地域の個体の特徴として理解しておきます。