角田山はカタクリの量は大変多い山です。しかし、今年はまだ芽が出たばかりで花は一つも見られません。ご存知のようにカタクリは種子から発芽して7~8年の時を経て花を付けます。花をつける個体は決まって葉が2枚。1枚の葉の個体は花を付けません。花が付くようになるとこの個体は条件さえよければ20~30年は生きるのではないかといわれています。
運が良かったのでしょね。シロバナカタクリと思われるつぼみを発見。普通の赤紫色の個体のつぼみはこの時期にはすでにうっすらと紫色を帯びます。しかし、この個体はその色素がないのです。赤紫色の個体でも出たばかりは色はないですが、かなり日が当たっている環境です。いままで白いカタクリを何度も見ていますからかなりの確率でこの個体は白い花を咲かせる気がします。再び山に登って確認する気にはなれませんが、出会った人はラッキーでしょうね。10万本に1株とか。ほんとかな?