森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

タラヨウ

2015年05月04日 | 自然観察日記
私の周りには結構「凄い」人がおられます。「尊敬」に値する人や「驚愕」と言った方が良い人などですが、後者の一人にTさんがいます。ご高齢でもあるので同じレベルではお付き合いできにくいのですが、ときどき訪問し歓待していただいています。彼の庭が「驚愕」に値するのですが、県内ではここにしかないであろうものがいくつも有ります。その最たるものがセコイアオスギ(レッドウッドとおなじもものではないかもしれませんが・・・正確な種名は分かりませんが、北米の世界最大の樹高を持つものと語られています)で高さ40mほどに育っていました。径80cmはありそうです。
それはそうと、先日お邪魔した時目にしたタラヨウが目に留まりました。雪で押されてかなり傷み気味なのですが、幅5m×高4mほどの壁になっています。長岡でも時たま庭植えされているところを見かけますが、これほど立派な樹はないでしょう。

タラヨウの雄花のつぼみ?

2015年05月04日 | 自然観察日記
モチノキの仲間ですから雌雄異株。したがってこまかなつぼみらしいのが多くあるので雄花かなという程度。花が咲いたらまた来ようかなとは思ったものの、立て続けに門をくぐるには気が引けたので結局は確認できずじまいです。
西日本に自生するとされるタラヨウ、新潟県内には庭木以外にはありません。いわゆる「葉書」として有名ですね。以前子供たちにこの葉を使ってはがきごっこをしたことがあり、つい懐かしくなってしまいました。