コシオガマ 2016年10月26日 | 自然観察日記 これは銀山ダムの一角で見つけたものですが、最近コシオガマが至る所で見られるようになった気がします。もともと、県内では見られなかったのではないかと思っていますが、たとえば工事などで車や人の移動で持ち込まれて各所に生育してくるようになったのではないかと思っています。事実、コシオガマを見るのは決まって大きな道路などがあり、山道などではありません。私のいる里山フィールドミュージアム内でも数年前まで気付かなかったのがその後の工事が原因と考えていますが、今は道路わきにちょっとした群落を形成しています。
コシオガマの花 2016年10月26日 | 自然観察日記 花は2cmくらいのかわいい花で、秋に咲きますから花の少ない季節に彩を添えてくれる存在です。ゴマノハグサ科で整理されていたのですが、今ではハマウツボ科に分類されています。
コシオガマの葉 2016年10月26日 | 自然観察日記 全体腺毛があって粘つきます。葉は複葉のように羽状に深裂しています。ところで、この種は半寄生植物なのだそうでナンバンギセルなどはこの系統から進化したとされています。