森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

コミヤマカタバミが咲く斜面

2017年07月23日 | 自然観察日記
西吾妻連邦への起点、天元台からの最終リフトを降りたところに白い花がさいていました。切通の斜面はまだ芽が出たばかりの草木がちらほらある中に2・3輪のコミヤマカタバミがありました。いつもは木陰の中で見つけることが多いのですがこういう環境での出会いもそんなにないもの。とにかく、歩き出す直前に歓迎を受けた格好でした。

コミヤマカタバミの花

2017年07月23日 | 自然観察日記
開花したての花のようです。葉もまだ伸びきっていません。花弁の中心部に黄色い斑紋があります。地域によってもかなり顔が異なるコミヤマカタバミですが、花弁の筋がはっきりしていることと黄色い斑紋は種の識別には欠かせません。今まではもっと低地で見ることが普通なのですが、こういう高所でみるとコミヤマカタバミも高嶺の花なのだなぁと感心。凛々しく見えます。