和宮様がかねがね「干し柿を食べたいのじゃがー」とつぶやいていたところ、某隊長から「渋柿が2千個以上もあるよ」と連絡が突然入り込んできた。
さっそく馳せ参じたら、すでに収穫してくれていて、しかも干しやすいように枝を切っておいてくれた。
どうしようもない事件がニュースを占めるなか、わが家にはありがたいことが連続している。

和宮様がまたもや髪を振り乱して柿の皮を剥いていく。
そしてついに剝き終わり、畑にある物干しに天日干しする。
しかし、ずっと干しておくこともできないので、やはり軒下に移動する。


道草山を背中にしているわが家は陽当たりが悪い。
そうは言っても、他に適度な場所がないので暗い軒下で我慢することにする。

全部で100個ほどとなった。
町内をめぐると、柿が収穫されないまま放置状態であることが多い。
どうにかできないものかといつも思う。
今年は生り年だったので、カラスも盗みに来ない。

店では甘柿も渋柿も値段的には変わらないのが不思議だが、渋柿がけっこう需要があるのがわかった。
干し柿は手間暇かける時間をかければ甘柿をしのぐ旨みがある。
なにしろ、干し柿はとても高価だ。
安い中国産は不安だし。

残りの柿は焼酎を吹き付けて違う楽しみとする。
毎日柿三昧だった日々は過ぎ、柿が食卓を飾る場面はめっきり少なくなった。
光陰矢のごとし。
自分の生きられる時間を考える。
さっそく馳せ参じたら、すでに収穫してくれていて、しかも干しやすいように枝を切っておいてくれた。
どうしようもない事件がニュースを占めるなか、わが家にはありがたいことが連続している。

和宮様がまたもや髪を振り乱して柿の皮を剥いていく。
そしてついに剝き終わり、畑にある物干しに天日干しする。
しかし、ずっと干しておくこともできないので、やはり軒下に移動する。


道草山を背中にしているわが家は陽当たりが悪い。
そうは言っても、他に適度な場所がないので暗い軒下で我慢することにする。

全部で100個ほどとなった。
町内をめぐると、柿が収穫されないまま放置状態であることが多い。
どうにかできないものかといつも思う。
今年は生り年だったので、カラスも盗みに来ない。

店では甘柿も渋柿も値段的には変わらないのが不思議だが、渋柿がけっこう需要があるのがわかった。
干し柿は手間暇かける時間をかければ甘柿をしのぐ旨みがある。
なにしろ、干し柿はとても高価だ。
安い中国産は不安だし。

残りの柿は焼酎を吹き付けて違う楽しみとする。
毎日柿三昧だった日々は過ぎ、柿が食卓を飾る場面はめっきり少なくなった。
光陰矢のごとし。
自分の生きられる時間を考える。