「杉峰集落」を歩いていたところ、散策会の参加者が「これなんだろう??」と持ってきた枝があった。
一見して、「虫こぶみたいのようですね」と言ったものの確証がない。
そのドウダンツツジの枝を見たら、この虫こぶのようなものがいっぱい着いていた。
それぞれ15mmほどの豆粒大のものが実のように競っている。
触ってみると弾力がある。
虫こぶなら虫がいる可能性がある。
カッターで慎重に割ってみる。
中央に空洞があったものの、生き物がいる気配がなかった。
ネットで調べてみると、どうやらカビ菌による「モチ病」らしい。
枝・葉・花にもこの餅のような突起物を形成する。
ツツジ類・ツバキ類しか伝播しない病気のようだ。
つまりは、参加者には間違った情報を伝えたことになる。
「またやっちまった」
自己嫌悪に陥りながらも、あらためて冬の散策にも魅力があることを痛感して前を歩く。
< 伊勢谷友介『社会彫刻』より >
「物事に興味を持てなければ、すべてはつまらないものに。また逆も然り。
興味を持てば、自ら望み、
過酷な環境すら進んで受け入れる。
頼まれなくても山に登る、未知にも挑む。
挑戦は人を磨き、一つの発見が百の発見に結びつく。
自分のための興味は他の力にもなり得る。」
一見して、「虫こぶみたいのようですね」と言ったものの確証がない。
そのドウダンツツジの枝を見たら、この虫こぶのようなものがいっぱい着いていた。
それぞれ15mmほどの豆粒大のものが実のように競っている。
触ってみると弾力がある。
虫こぶなら虫がいる可能性がある。
カッターで慎重に割ってみる。
中央に空洞があったものの、生き物がいる気配がなかった。
ネットで調べてみると、どうやらカビ菌による「モチ病」らしい。
枝・葉・花にもこの餅のような突起物を形成する。
ツツジ類・ツバキ類しか伝播しない病気のようだ。
つまりは、参加者には間違った情報を伝えたことになる。
「またやっちまった」
自己嫌悪に陥りながらも、あらためて冬の散策にも魅力があることを痛感して前を歩く。
< 伊勢谷友介『社会彫刻』より >
「物事に興味を持てなければ、すべてはつまらないものに。また逆も然り。
興味を持てば、自ら望み、
過酷な環境すら進んで受け入れる。
頼まれなくても山に登る、未知にも挑む。
挑戦は人を磨き、一つの発見が百の発見に結びつく。
自分のための興味は他の力にもなり得る。」