山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

虫こぶ?病気?ドウダンツツジ

2015-12-23 00:13:15 | 植物
 「杉峰集落」を歩いていたところ、散策会の参加者が「これなんだろう??」と持ってきた枝があった。
 一見して、「虫こぶみたいのようですね」と言ったものの確証がない。

 そのドウダンツツジの枝を見たら、この虫こぶのようなものがいっぱい着いていた。
 それぞれ15mmほどの豆粒大のものが実のように競っている。

        
 触ってみると弾力がある。
 虫こぶなら虫がいる可能性がある。
 カッターで慎重に割ってみる。
 中央に空洞があったものの、生き物がいる気配がなかった。

                          
 ネットで調べてみると、どうやらカビ菌による「モチ病」らしい。
 枝・葉・花にもこの餅のような突起物を形成する。
 ツツジ類・ツバキ類しか伝播しない病気のようだ。
 つまりは、参加者には間違った情報を伝えたことになる。
 「またやっちまった」

 自己嫌悪に陥りながらも、あらためて冬の散策にも魅力があることを痛感して前を歩く。


 < 伊勢谷友介『社会彫刻』より >
 「物事に興味を持てなければ、すべてはつまらないものに。また逆も然り。
  興味を持てば、自ら望み、
 過酷な環境すら進んで受け入れる。
 頼まれなくても山に登る、未知にも挑む。
 挑戦は人を磨き、一つの発見が百の発見に結びつく。
 自分のための興味は他の力にもなり得る。」
       
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする