山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

つつましく屹立する石仏と神社

2015-12-09 21:11:48 | 石仏・石造物
 昨日下見した春野町杉峰地区で発見した二つの石仏。
 つい見過ごしてしまう樹の下にある。
 いまにも崩れそうだが、集落で大切にされているのがわかる。

       
 判読が難しい石仏だったが、なんとか庚申の青面金剛像のようだ。
 手には弓と矢を持っているのは確認できたが、あとの4つの手の持ち物は判読できなかった。
 バックの舟型後背のラインは見事でしかも、真上からみると扇型なのが珍しい。
 碑の一番上には、月と太陽の丸印が刻まれていた。

                             
 隣の「地蔵尊」は両手を合わせている。
 錫杖を持つ地蔵の場合も多いが、シンプルな形態だ。
 いかにも小さな集落のつつましさが出ている石仏だ。

      
 石仏の後ろには小さな神社があった。
 神社の名前はどこをみても確認できない。
 八幡様らしいが、このへんのお宮はことごとく名前を表示していない。


 10人に満たない集落のわりには、神社の周りも内部もきれいにしてある。
 集落のつつましさが山里らしい。
 向かいの山並みの眺望がすばらしい。

 PM2.5も大気汚染も放射能も騒音も心配ない。        
 
コメント
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