むかし、初めて「コウガイヒル」に出会ったときは「気持ち悪い」と思っていた。
しかし、畑で毎年のように出会うとついつい笑ってしまう。
乾燥をきらうので、石や木材の裏側を持ち上げると発見することが多い。
ヒルとはいえ血は吸わないし、ナメクジやカタツムリを食べてくれる意味では益虫だ。
最近の作業はススキを刈り取り畝のまわりに漉き込む日々が続いている。
そこへきれいなハチの巣がポロリと落ちた。
すでにお留守のようだったので安心する。
わが荒れ地で自在に伸びている「タラノキ」の皮が剥かれていた。
どうやらシカが食べに来ているようだ。
タラノキの棘は気にならないのだろうか。
冬を迎えると、野鳥はもちろんそれぞれの生き物の生きざまも見やすくなる。