プレデターズ
2010年/アメリカ
ゲームの‘主催者’
総合
50点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
もともとB級映画として制作されていたものに、それ以上のクオリティーを要求しても仕方がないことではあるのだが、もう少し工夫すれば良くなったと思うシーンを見つけてしまうと、やはりB級映画として‘欠陥商品’ではないのかと思わずにはいられない。‘B級’と‘雑’とは似て非なるものである。
いきなり傭兵のロイスが上空を落下してくる冒頭の掴みのシーンは良かったのであるが、後が続かなかった。半蔵が靴を脱いで裸足でジャングルを歩き出した辺りからB級の怪しさが醸しだされ始めて、暗闇になってからは何がどう展開しているのか画面が本当に暗くて観ていてよく分からなかった。半蔵とプレデターの殺陣のシーンはグダグダで、半蔵が精選された殺し屋にも見えないし、あのレベルで殺されてしまうプレデターも情けない。武道を舐めているとしか思えない。
唯一‘殺し屋’ではなく医師であるエドウィンが連続殺人犯であることが後半になって明かされる。殺し屋たちの中にいれば連続殺人犯も普通に見えるという皮肉を効かせたつもりなのかもしれないが、それはエドウィンが本性を現さない限りで普通に見えるだけであって、正体を現せば殺し屋たちと同じように見えてしまう以上、残念ながら皮肉にはなっていない。
ラストシーンも奇妙で、次々と空から降りてくる、恐らく‘殺し屋’であろう人々を見て、ロイスはイサベルに、この惑星から脱出しようと言って終わるのであるが、物語の流れから判断するならば今度はロイスとイサベルが新たなプレデターとして戦わなければならないはずである。つまり問題は誰がこの‘ゲームの主催者’として‘殺し屋’たちをこの惑星に呼び込んでいるのか分からないところにある。続編でその謎が明かされることを期待したい。
【サッカーW杯南アフリカ大会】カード乱発また誤審…(産経新聞) - goo ニュース
国際サッカー連盟が10日にワールドカップ南アフリカ大会でのジャッジに関して、
96%は正しいという審判委員会の調査結果を公表したことに対して、「ジャッジの
機会が200回あったとして、1回のミスが致命的なものになれば、残りの199回は
省みられない。数字がどうあれミスのないパフォーマンスを目指さなくてはならない」
と語ったハンガリーのビクトール・カッサイ審判の認識は正鵠を得たものであって、
ジャッジのミスはその場限りのものではなく、ミスされたチームのメンタリティーに
ダメージをもたらすものであり、実際に決勝ではウェブ主審のミスジャッジの1分後に
スペインは決勝ゴールを決めている。判断が難しいものであるならば仕方が無いと
諦めもつくが、ウェブ主審の誤審は誰もが見て分かるようなものだった。試合の
延長で疲れてしまうような人物を決勝の主審に選んだ国際サッカー連盟は罪深い。