源氏物語 千年の謎
2011年/日本
『源氏物語 千年の謎』は謎のまま
総合
50点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
作品の冒頭で藤原道長が紫式部を抱いてしまうシーンの唐突さは、間もなくして道長が、一条帝の心を娘の彰子に向けさせるために物語を書くよう命じた際に、紫式部が見せた涙が愛ではなく裏切りを知ったことの伏線であるだろうし、ラストで光源氏が振り向きざまにする高笑いが、帝と彰子の間に男の子が生まれ、役目を終えたはずの『源氏物語』を紫式部が書き続け、自分自身が書いているにも関わらず、自分の思い通りにならないながらも、何としてでも主人公の光源氏(=藤原道長)を追い詰めようとしたにも関わらず、詰めが甘かったことに対する勝利の雄叫びのように響くのではあるが、「現実」の主人公と「物語」の主人公の性別の違いなど、紫式部の藤原道長に対する心の葛藤と光源氏の藤壺に対する心の葛藤が上手くリンクしていないように感じる。
その齟齬を補うために陰陽師の安倍晴明を登場させたアイデアは買うとしても、物語は怪談じみたものになってしまい、リアリティーを失っている。『源氏物語』にリアリティーをもたせるためには、やはり18禁の‘ハード’なポルノグラフィーにしなければ映像だけは豪華絢爛の薄っぺらいものにしかならないと思う。
坂口莉果子、秋元康氏も高評価の逸材美少女(サンケイスポーツ) - goo ニュース
1月6日のTBSで放送された「金スマ新春スペシャル 金スマ波乱万丈」でAKB48の
これまでの軌跡が再現されていたが、私は秋元康の眼識が正確だと思えなくなった。
例えば、高橋みなみが参加した2005年8月の「ホリプロタレントスカウトキャラバン」の
審査委員長は秋元康が務めていたが、決選大会出場者15名に残った高橋を落として
おきながら、同年10月に開かれた「AKB48オープニングメンバーオーディション」では合格
させている。さらに同じオーディションを受けていた篠田麻里子を不合格にしてしまっている
が、お気に入りメンバー人気投票でAKB48劇場内のカフェのスタッフにもかかわらず1位に
なったことを知った秋元康が急遽メンバーとして採用したのであり(秋元は自分の事を覚え
ていなかったと篠田は証言していた)、秋元はただ数を打って当たっているだけなのである。