MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』 70点

2013-03-18 22:38:37 | goo映画レビュー

すーちゃん まいちゃん さわ子さん

2012年/日本

ネタバレ

逆さ東京タワーの意味

総合★★★☆☆ 70

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 「Cafe Fraulein」というカフェに勤務して12年になる「すーちゃん」こと森本好子(34歳)は、OA機器メーカーの営業部に勤務している「まいちゃん」こと岡村まい子(34歳)と、自宅でウェヴデザイナーをしながら祖母の介護をしている「さわ子さん」こと林さわ子(39歳)と一緒に、たまの休みにピクニックに行くほど懇意にしている。
 やがて、不倫をしていた相手と別れ、結婚相談所で知り合った男性と結婚するまいちゃんと、家業を継いだ幼馴染とのひさしぶりの再会をきっかけに結婚しようと決意したものの、相手の親が結婚の条件に子供が産める体の証明書を要求してきたことに幻滅し、破談にしたさわ子さんと比較するならば、カフェの中田マネージャーに淡い恋心を抱くものの、同僚と婚約してしまった中田マネージャーを諦めてカフェの店長として生きる道を選んだすーちゃんは、それほど男性に縁がなく、そのチャンスを与えてくれたのはシングルマザーとして生きてきた木庭葉子だったことから更にすーちゃんの男性に関する‘無縁性’が目立つのであるが、カフェの名前「独身女性のカフェ」からしてすーちゃんは独身を運命づけられているとしても、まいちゃんの夫は姿を現さず、優柔不断な男たちしか登場しないとなるとそれもいた仕方がないであろう。
 まいちゃんの伝で、3人は億ションを見学することになる。すーちゃんが窓の外に見える東京タワーを股越しから逆さまに見た後、3人で一緒に行こうと約束していたヘリコプターによる東京の夜景ツアーに一人で参加し高みから東京を眺め、2人宛に東京タワーの切手を逆さまに貼って手紙を送るという一連のイメージをどのように解釈すればいいのか判然としない。


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大阪産業大学の“皮算用”

2013-03-18 20:35:12 | Weblog

大阪産業大が付属高生に「やらせ受験」 定員超過防ぐ?(朝日新聞) - goo ニュース
「やらせ受験」問題 大産大が会見拒否(産経新聞) - goo ニュース

 大阪産業大学は「合格者のうち何人が入学するかの歩留まりが読めない」などの理由で、

09年度の経営学部の場合、推薦入試で定員465人を超える655人の合格者を出し、

他方、一般入試でも、既に公表していた募集定員78人以上の合格者を出す必要があり、

定員超過で国の補助金が削減される恐れがあったとして、入学する意思のない付属高校

の生徒に経営学部を受験するよう依頼し、9人の生徒が受験し、教諭は教頭から、おそらく

謝礼が入った封筒を預かり、受験した複数の生徒に手渡していたようであるが、これは

9人の生徒を受験させるよりも、募集定員を削減すれば済む話ではないのだろうか

このような素朴な疑問に答えればいいのに、広報担当者は「以前の報道で誤解を招く

報じられ方をされ、カメラを前にした取材は受けない」と説明し、会見に応じなかったらしい。

ということは“初犯”ではないということか


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