MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『コドモ警察』 0点

2013-03-21 22:38:07 | goo映画レビュー

コドモ警察

2013年/日本

ネタバレ

大人の子供の作り方

総合☆☆☆☆☆ 0

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 本作のメインキャストは悪の組織であるレッドヴィーナスによって子供にされてしまった神奈川県警の大黒署の特殊捜査課の刑事たちであるために、子役でありながら尚且つ大人の芝居を強いられることになる。それが成功しているかどうかは微妙で、例えば、スマートという通称を持つ川島寛太が両親の強い勧めで子役オーデションを受け、みごと合格し、国民的アイドルの指原莉乃のドラマに出演することになる。もちろん本物の‘子役’として演技させることで、‘大人の子役’とのコントラストを引き立たせる目的の演出だと思うが、その差がはっきりとしなかったのが残念だった。
 はっきりとしないために僅かに残った特殊ガスを全員で吸って声だけ大人による吹き替えというシーンがあるが、ここでも微妙なことは大人に流暢にそのままセリフを言わせていることで、口は子供のままなのだから、例えば、ゆうたろうは鈴木福の真似をする必要があったのではなかっただろうか。だから子役が子供らしさを見せるところはラストで新人刑事の国光信を演じる勝地涼が子供たちにかますアドリブで見せるハニカミくらいで、‘コドモ度合い’のバランスが上手く昇華しきれていないように思う。
 もちろんそこまで細かく詮索して観るような作品ではないことは重々承知之助であるから構わないのではあるが、昔の刑事ドラマのパロディとして作られたはずの本作は、ラストで赤いコスチュームを身につけた北乃きいの出現により、実は「ウルトラQ」の物悲しいテイストも微かに帯びている気がした次第である。


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議会における覆面の必要性

2013-03-21 00:38:10 | Weblog

覆面レスラー議員の出席、本会議で「反対」決定(読売新聞) - goo ニュース
エイジ議員、覆面脱ぐ…「断腸の思い」で議場へ(読売新聞) - goo ニュース

 覆面姿の議員として有名な人物として元岩手県議会議員のザ・グレート・サスケや、

大阪府和泉市議のスペル・デルフィンがおり、おそらく三番煎じを狙っての今回の大分市議

のスカルリーパー・エイジの覆面姿での本会議出席の試みだったのであろうが、2人と比較

するならば、明らかに知名度が低く、高学歴でもないようだし、スペル・デルフィンのように

妻がタレントの早坂好恵という話題性にも乏しく、そうなるとスカルリーパー・エイジの覆面は

大分市としては全国に市の宣伝になるどころか、却って胡散臭さしか発信しないのだから

覆面姿での本会議出席などを認められないと決定されても仕方がないであろう。そして

結局、スカルリーパー・エイジは“パンツを脱ぐ”思いで、覆面を脱いで議場に入ってしまい

あっさりと妥協してしまった。そんな人の「議場の外まで規制するなら法的措置を取り、

徹底抗戦する」と言う言葉を信用する人がいるだろうか 素顔がバレてしまっているのに

覆面をする理由が分からない。


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