MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『シグナル』

2015-05-27 00:52:08 | goo映画レビュー

原題:『The Signal』
監督:ウィリアム・ユーバンク
脚本:ウィリアム・ユーバンク/カーライル・ユーバンク/デイヴィッド・フリゲリオ
撮影:デイヴィッド・ランゼンバーグ
出演:ブレントン・スウェイツ/ボー・ナップ/オリヴィア・クック/ローレンス・フィッシュバーン
2014年/アメリカ

「改造」を必要としない女性の役割について

 主人公はマサチューセッツ工科大学の学生のニック・イーストマンとジョナス・ブレックとニックの恋人のヘイリー・ピーターソンの3人で、カリフォルニアの大学へ通うことになったヘイリーを車で送っている時に、「ノーマッド」と名乗る人物にパソコンをハッキングされたことで、彼の居場所を突き止めてネバダに在った廃屋を捜索していた際に、3人はエイリアンに捕まることになる。
 3人は施設に収監されており、ニックは施設の研究員であるウォレス・デーモンと面会し、自分たちがウイルスに感染していることを知らされる。ニックはヘイリーを連れて施設から逃げ出すのであるが、自分の両足が人間とエイリアンの融合により「改造」されていることに気がつき、後から合流したジョナスも両腕が「改造」されており、それぞれ特別な能力を発揮する。
 そうなるとヘイリーはどうなっているのか気になるところなのだが、事故に遭ったヘイリーは救急車で運ばれてしまい、「改造」されているかどうかは分からない。しかしニックやジョナスはヘイリーを救うために特殊な能力を披露し、それは地上にいたトラック運転手がヘイリーがトラックに乗り込んだことでトラックを全速力で飛ばすように、「改造」されなくても男たちの「原動力」にはなっているのである。
 ストーリーが面白いかどうかは微妙なところではあるが、低予算のSF作品はだいたいこんな感じだと思う。


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