寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

スミス記念堂

2008年01月21日 | 

久々に顔を合わせても14年のブランクがあったとはとても思えなかった。翡翠さんのボソボソと喋るクセは相変わらずで、そこにのみ「懐かしさ」を感じた。滋賀大学の古風な建築物が目に入った。

「今日はセンター入試ですね。あの建物には興味をそそられます。私は建築オタですから。入られないのは残念だ」

「ほーそうなんか。じゃーあれを見せておこう」

翡翠さんは最近できたというスミス記念堂に車を走らせた。寺みたいな面白い建物だった。昭和6年にアメリカ人牧師パーシー・A・スミスが建てた和風礼拝堂である。

取り壊しの運命にあったものを市民の運動によって解体保存して蘇らせたという話だ。内部を見学していろんな方向から写真を撮った。礼拝堂の対面が彦根城の天守閣である。

礼拝堂を背にして天守閣を望む

「昨年の飲み会でモロコを焼いて食べた、初めてな。家の中は煙でモウモウとしとったが、ほんま旨かったわ。お前に食わせてやりたかったよ」

「そうですか。ぜひ一度食ってみたいものですね」

七曲りと呼ばれる古い街並(仏壇店が軒を並べる)を通って多賀大社に向かった。

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思えば遠くへ来たもんだ

2008年01月21日 | 

JR彦根駅の改札を抜けて東口に降りて「逆だな」と思った。再度階段を駆け上がり、西口に向かった。観光案内所の前に翡翠さんを見つけた。

「すいません、間違って東口に出てました」

「そうだろうと思ったわ」

実に14年ぶりの再会である。井伊直政公の銅像を見てから、車で市内を案内してもらうことになった。市役所の前を通り、窓越しに中濠・内濠を眺めた。彦根城は予想以上に広いことがわかった。

京橋を望む

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