寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

琵琶湖畔を歩く

2008年01月25日 | 

金亀公園を通り三の丸橋を渡った。それから湖周道路に出て北東に進み、コンビニの横の小道に入ると松林が見えた。そして波の音がかすかに聞こえてきた。

松原水泳場

最初、琵琶湖には穏やかな印象を受けたが、強い風が吹きつけると一転して荒々しい様相を呈した。それにもめげず松原の水鳥はスイスイと泳いでいた。

晴れているとは言っても顔は引きつり、自然と目が細くなる。厚着をして来たのは大正解だった。近江人はこの厳しい自然の中で知恵を絞って生きてきたことを悟った。

琵琶湖に注ぐ矢倉川

暫く湖畔を散歩し矢倉川の標識を確認して折り返した。遠方にそびえる城迄は30分以上歩かなければならないと思った。その時、「近江名物」と太字で書かれた看板が目に入ったのである。

「これか…。せっかくの機会だから試してみよう」

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国宝天守閣から伊吹山を望む

2008年01月25日 | 

ツアー客がマスコットのひこにゃんに夢中になっている間に、天守に登ろうと思った。犬山城同様に急勾配の階段が待ち受けていた。

見学者が少なくて、すんなり天守に辿り着いた。窓越しに先ず伊吹山を眺めた。晴天のおかげで美しい姿が目に入ってきた。

天守の梁

城を支える骨格(梁)を見上げて古の職人技を堪能した。これで国宝の城は全て見たことになり、感慨も一塩であった。

彦根城の威容

西の丸方面から見た彦根城はまた違った輝きを発していた。坂道を下り終えたところに大きな岩があった。ゴツゴツした表面に青々と広がる苔。近づいてたくましい生命力を観察し、黒門を出た。

岩に生えた苔

にほんブログ村 その他日記ブログ ひとりごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする